「電子レンジ」と「やかん」でお湯を沸かす場合、「光熱費」が安いのはどちら?
配信日: 2025.03.31 更新日: 2025.04.01

しかし、光熱費はどちらの方がお得なのかは、知らない人も多いでしょう。
そこで今回は、電子レンジとガスコンロで一人分のお湯を温めた場合、それぞれいくらくらいかかるのか計算します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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200ミリリットルの水を沸かしたときの光熱費
今回は、電子レンジとガスを使って200ミリリットルの水を沸かしたときの光熱費を計算していきます。
電子レンジでお湯を沸かしたときの光熱費
次の条件で、レンジでお湯を沸かしたときの光熱費を計算します。
電子レンジ機能使用時の出力:500ワット
温め時間:2分
料金単価:31円/キロワットアワー(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価より)
最初に消費電力量を次の式で計算します。
消費電力量(キロワットアワー)=消費電力(ワット)×時間÷1000
条件に当てはめると500ワット×およそ0.03時間(2分÷60分)÷1000となり、消費電力量は0.015キロワットアワーとなります。
電気代の計算式は、次のようになります。
電気代=電力量料金単価(1キロワットアワーの料金単価)×消費電力量(キロワットアワー)
数字を当てはめて計算すると、1回あたりの電気代はおよそ0.465円です。
ガスコンロでお湯を沸かしたときの光熱費
次に、ガスコンロでやかんの水を沸かしたときの光熱費を計算してみましょう。
加熱時間:2分
水温20度から100度まで、80度上昇させる
熱効率:80%
発熱量:1万750キロカロリー
ガス代単価:130.46円
ガス代の出し方は、上昇温度×水量(リットル)÷(発熱量 × 熱効率)×ガス代単価です。
当てはめると80×0.2リットル÷(1万750キロカロリー×80%)×130.46円となり、およそ0.24円の結果となりました。レンジで温めた場合の電気代が0.465円だったことから、レンジの方がガスよりも、0.225円高いことが分かります。
ただし、厳密には外気温や元々の水温、ガスコンロの火力などによって、温め時間が異なるため、あくまでも参考値として考えましょう。
1年間毎日1回ずつ温めた場合の光熱費
電子レンジは0.465円、ガスコンロが0.24円と、1回あたりの光熱費はどちらも1円未満で、それほど大きな差はないようです。そこで、1年間(365日)毎日1回ずつ電子レンジとガスコンロでお湯を沸かした場合、どの程度の差になるのか計算します。
電子レンジは0.465円×365日で約169.7円、ガスコンロは0.24円×365日で87.6円となります。年間では82.1円ほど電子レンジの方が高いようです。
一人分のお湯を電子レンジとガスコンロで沸かした場合、電子レンジの方が高い可能性がある
お湯を一人分だけ電子レンジとガスコンロで沸かした場合、今回の条件下では電子レンジの方が高い光熱費となりました。ただし、電子レンジのワット数やガスコンロの火力などによってかかる費用は変わる可能性もあるでしょう。
少しでも光熱費を節約したいという人は、意識して使ってみてはいかがでしょうか。
出典
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー