家を建てて「30年」でトイレのリフォームを考えています。最近のものは水道代が安くなると聞いたのですが、どれくらい変わるのでしょうか?
配信日: 2025.03.31

そこで今回は30年たったトイレを最新の機種にリフォームした場合に、どれくらい水道代が節約できるのかを検証します。リフォームにかかる費用相場についても解説しますので、トイレのリフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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30年前のトイレと最新のトイレの違い
30年前のトイレに比べると、現在のトイレは見た目や機能をはじめさまざまな点で違いがあります。中でも注目すべきは節水性能の向上です。TOTOサニテクノ株式会社によると水洗便器の大洗浄1回あたりに必要な水量の推移は次の通りです。
●1965年頃:20リットル
●1976年(CSシリーズ):13リットル
●1994年(NEWCSシリーズ):10リットル
●1999年(レスティカ):8リットル
●2006年(ネオレスト):6リットル
●2012年(新ネオレストAH/RH):3.8リットル
現在のトイレでは、30年前と比べると、トイレを1回流すのに必要な水量約10リットルから約60%近くも節水できるようになっていることが分かります。
30年前のトイレをリフォームするとどれくらい水道代を節約できるのか?
では実際に、30年前のトイレをリフォームした場合、1ヶ月でどれくらい水道代を節約できるのかを検証していきます。
●1人あたりの平均的な1日のトイレの使用回数8回
●1リットルあたりの水道料金単価を0.24円
●4人家族
30年前のトイレ1回に使用する水量を10リットルとした場合、上記の条件に当てはめると1日の水道料金は約76.8円、1ヶ月を30日として計算すると約2304円です。
次にリフォームした場合を見ていきます。新しいトイレで1回流すのに必要な水量を3.8リットルとした場合、水道代は1日で約29円、1ヶ月で約876円になります。
30年前のトイレをリフォームすると節水機能の向上により、1年で約1万7136円節約できることが分かりました。
節約以外にもあるリフォームの魅力
トイレのリフォームは水道代の節約以外にもさまざまなメリットがあります。最新のトイレに使用されている材質は、なめらかな表面で汚れがつきにくいものも多くあります。
そのため少量の水を流すだけで汚れが落ち、掃除にかかる手間を大幅に減らせるでしょう。さらに、あらかじめ洗剤をセットしておくとトイレを流すたびに泡で洗浄してくれる泡洗浄機能や除菌機能、シャワートイレのノズルのセルフクリーニング機能など便利な機能がついているものもあります。
トイレのリフォームにかかる費用相場
一方で、トイレのリフォームにはある程度まとまった費用が必要になります。トイレ・壁・床・天井のリフォームにかかる参考価格(商品代+工事代)は23万円~51万円ほどとなっているようです。リフォームを検討する場合は目安として参考にしてください。
30年前のトイレをリフォームすると水道代を年間で約1万7136円節約できることがある
さまざまな技術の進化や企業努力により、最新のトイレでは1回流すのに必要な水量は30年前と比べて約60%も節約できるようになりました。そのため、古いトイレをリフォームすると水道代を節約できる可能性があります。具体的には、4人家族で1人1日8回トイレを使用した場合では1年で約1万7136円節約できる計算です。
トイレのリフォームには水道代の節約と合わせて、掃除の手間を大幅に減らせるため、家事における掃除の負担を少なくできる点も魅力です。
現在古いトイレを使っている家庭は、今回の内容を参考にトイレのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
出典
TOTOサニテクノ株式会社 商品の歴史 TOTO大便器の節水の歴史
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー