大学の学食のカレーが「1杯800円」もします。ほかの大学も同じくらいなのでしょうか?
配信日: 2025.04.04

しかし、中にはそれなりの値段がするメニューを用意している大学もあるようなので、できるだけ安く昼食を済ませたい学生にとっては戸惑うこともあるかもしれません。
本記事では、大学の学食の料金を比較するとともに、学食の料金が高いと感じるときの対処法や学食のメリットについてもご紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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大学の学食料金はいくらくらい?
まずは、都内のいくつかの大学の学食メニューがいくらくらいで提供されているのか確認してみましょう。
【A大学】
●カレー2種+ライス+ナンセット:550円
●パスタハーフ&ハーフセット:550円~
●鍋焼きビビンバごはん:550円
●半熟オムライス:550円
【B大学】
●ランチA~C:500円
●ラーメンA:400円
●ラーメンB:450円
【C大学】
●カレー1種類+ナンorライス:450円
●鶏のからあげ&ライス:450円
●ハンバーグ&ライス:450円
●ロコモコ丼:450円
今回の事例では「学食のカレーが1杯800円」ということですが、各大学のメニューを見ると400~500円台のものが多く、800円は高めであると考えられます。
学食の料金が高いと感じるときの対処法
特に一人暮らしの学生などは、できるだけ昼食代を節約したいと考える人もいるでしょう。
「学食は高い」と感じるときの昼食代の節約方法としておすすめなのは、お弁当を作って持参するというものです。
一から作ることが難しい場合や「お弁当だとかえってお金がかかる」という場合は、前日の夕食の残りを入れたり、冷凍食品を活用したりするとよいでしょう。食材は、業務スーパーなどで安く購入することができます。
おかずを用意することが大変なときは、スープジャーを活用してそうめんや冷やしうどんなどを持参するのもよいかもしれません。
お弁当を持参することが難しい場合は、ご飯だけ炊いてタッパーに入れて持参し、おかずはコンビニのお惣菜などを買うようにすれば、1食分を購入するより安く済む可能性があります。
学食のメリット・デメリットとは?
大学の学食では、学生が健康的な生活を送れるよう、栄養バランスのよいメニューが提供されている点がメリットです。また、メニューの種類が多かったり日替わりで用意されていたりする大学もあり、飽きにくいのも特徴といえるでしょう。
一人暮らしをしていて自炊をする機会の少ない学生にとって、温かい食事を食べられることにありがたさを感じるはずです。普段きちんと栄養をとれているか心配になることもあるかもしれませんが、1日1食でも学食で栄養バランスのよい食事をとっていると考えると、安心感にもつながるでしょう。
ただし、学食は混雑時に待ち時間が発生することや、アレルギーの対応が不十分な場合もあることなどのデメリットもあります。そういった点も踏まえて、どの程度学食を活用していくか考えるとよいでしょう。
学食のカレー「1杯800円」は平均より高いと考えられる
学食は値段が安いイメージがあるため、カレーが1杯800円で提供されていると驚いてしまう人もいるでしょう。都内にあるいくつかの大学の学食を確認してみると、400~500円台のメニューが多いため、800円は平均より高いと考えられます。
学食は栄養バランスのよい食事を食べられることなどメリットもありますが、値段が高いと感じるときは無理に利用しなくてもよいでしょう。お弁当を作って持って行ったり、ご飯だけ持参しておかずをコンビニで買ったりすることで節約できる可能性があります。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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