4人家族で暮らしていますが、最近の光熱費が「3万円」を超えて不安です。わが家の支出は平均的なのでしょうか?

配信日: 2025.04.04

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4人家族で暮らしていますが、最近の光熱費が「3万円」を超えて不安です。わが家の支出は平均的なのでしょうか?
「最近、光熱費が3万円を超えてしまったけれど、これって普通なの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。特に他の家庭と比べて自分たちの支出が平均的なのか気になるものです。
 
そこで本記事では、4人家族を例にして平均的な光熱費や高くなる原因、そして効果的な節約方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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4人家族の光熱費、平均はいくら?

光熱費が気になる方は、自分たちの支出が平均的なのかどうかを知ることは大切です。ここでは、4人家族の光熱費の平均額について、最新のデータをもとにご紹介します。
 
まず、4人家族の光熱費がどの程度なのか、最新のデータを見てみましょう。総務省統計局の「家計調査 家計収支編 2024年」によると、4人世帯(有業者1人)の月間平均水道光熱費は2万2274 円となっています。内訳としては、以下のとおりです。


電気代:1万1631円
ガス代:4805円
上下水道料:5456円

ただし、これは年間平均のため、季節によって増減があります。特に冬場は暖房やお風呂の回数が増えるため、光熱費が3万円を超えることも珍しくありません。
 

わが家の光熱費が高い理由とは?

平均と比べてわが家の光熱費が高いかも…… そう感じたら、その原因を探ってみましょう。季節や生活スタイル、住まいの条件など、思わぬところに理由が隠れているかもしれません。
 
光熱費が平均より高くなってしまう背景には、いくつかの理由があります。
 
まず考えられるのは、季節的な要因です。冬場は暖房器具や加湿器などの使用頻度が増え、電気代やガス代が跳ね上がる傾向にあります。また、夏場も冷房の使用によって光熱費が増加する場合があります。
 
また、家族のライフスタイルも光熱費に大きな影響を与えます。例えば、「家族全員が日中も在宅している」「入浴時間が長い、または複数回追いだきをしている」「食器洗いや洗濯の回数が多い」といった生活パターンは、光熱費がかさむ原因になります。
 
さらに、住宅の構造や設備の古さも光熱費に影響を与える要因です。一戸建てや築年数の古い家は断熱性が低いため暖房効率が悪くなり、結果的に光熱費が上がりやすくなります。
 

今日から始める! 光熱費の節約術

光熱費を抑えたいと思っても、「何から始めればいいのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。光熱費は、日々のちょっとした工夫で大きく変わります。ここでは、手間なくすぐに始められる、電気・ガス・水道それぞれの節約方法をご紹介します。


【電気代の節約方法】

・使っていない家電のコンセントは抜く
・LED照明に切り替える
・エアコンはこまめにオンオフせず、設定温度を控えめにする(夏は28度、冬は20度が目安)
 
【ガス代の節約方法】
・追いだき回数を減らすために家族が続けて入浴する
・調理時はフタを活用して加熱時間を短縮する
 
【水道代の節約方法】
・シャワー時間を短くする(1分短縮するだけでも効果あり)
・節水型シャワーヘッドやトイレの節水機能を活用する

節約は、意識しすぎてストレスになると続きません。無理なく、できることから少しずつすることが長続きのコツです。
 

無理なく光熱費を抑えよう

光熱費が3万円を超えると、「うちって使いすぎ?」と不安になるものです。しかし、季節や住まい、生活スタイルによっては3万円という金額も決して珍しくありません。
 
大切なのは「なぜ高いのか」を把握し、できるところから見直していくことです。特に電気やガス、水道は、使い方の工夫次第で意外と簡単に節約できます。家族みんなで協力して節電・節水を習慣化すれば、無理なく家計の負担を減らすことができます。
 
今日から少しずつ、光熱費の見直しを始めてみましょう。未来の自分たちの暮らしが、もっと安心で快適なものになるはずです。
 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2024年 第2-7表
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭でできる省エネ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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