風呂に入るなら「銭湯」より、月1万円の「風呂付きジム」のほうがお得? それぞれの費用を比較

配信日: 2025.04.14

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風呂に入るなら「銭湯」より、月1万円の「風呂付きジム」のほうがお得? それぞれの費用を比較
お風呂付きのジムに入会すれば、銭湯に行くよりもお得だと思ったことはありませんか? たしかにお風呂だけの銭湯よりも、トレーニングができるジムのほうがお得な気がします。しかし、本当にジムのほうがお得なのでしょうか。
 
本記事では、お風呂付きのジムと銭湯、どちらのほうがお得なのかを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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お風呂付きジムと銭湯の費用は? どっちのほうがお得?

まずはどちらがお得か、お風呂付きジムと銭湯の費用の差を見ていきましょう。
 

お風呂付きジムの費用

お風呂が付いているジムの利用料金(税込)を確認します。ジムは店舗ごとに利用料金が異なるケースがあるので、ここでは3店舗ピックアップしておおよその費用を探っていきます。
 
ゴールドジム原宿東京店のレギュラーメンバー(BIZFIT B)の1ヶ月の利用料金は1万3200円、セントラルフィットネスクラブ天王洲店のシングルは1ヶ月で1万5163円、コナミスポーツクラブ恵比寿店は好きなだけ通う場合の1ヶ月の利用料金は1万7490円です(2025年3月時点)。
 
3店舗の利用料金を確認すると、お風呂付きのジムは1ヶ月で1万5000円程度かかることが分かります。
 

銭湯の費用

銭湯は、大きく2種類にわかれます。一般銭湯とスーパー銭湯です。
 
一般銭湯は公衆浴場法により料金が定められていて、日常的な入浴施設に位置付けられています。一方スーパー銭湯はさまざまな温浴設備を提供しており、銭湯よりもやや料金が高く設定されているのが特徴です。
 
一般銭湯は、東京都内だと上限額は550円(12歳以上)です。それに対してスーパー銭湯は、東京都内で調べると、銭湯同等の1回550円から5000円程度と店舗によって異なる利用料金が設定されています。
 
一般銭湯であれば毎日通うと1ヶ月で「550円×30日=1万6500円」、スーパー銭湯なら1万6500円から15万円ほどかかります。
 

お風呂だけでも毎日通うならジムのほうがお得!

一般銭湯とスーパー銭湯の利用料金を確認すると、毎日通うのであればお風呂を使うだけでもジムのほうがお得な可能性があります。
 
しかし、ジムも店舗によって利用料金が異なることがあり、必ず銭湯よりもお得になるとは限らないので注意が必要です。
 
さらに、一般銭湯についても各都道府県で料金が異なります。今回は東京都内の料金を参考にしましたが、県によっては毎日通ってもジムの費用より安くなるケースもあります。
 
絶対にお得なほうを選びたいという場合は、自分が通う予定のジムと銭湯の利用料金を比較して検討してみましょう。
 

お風呂付きジムのメリット

毎日お風呂に通うのであれば、風呂付きのジムはお得とも考えられます。ジムでお風呂に入ることで、水道光熱費を抑えられ、自宅の湯船を掃除する手間を省けます。さらに、シャンプーやボディソープが用意されている店舗であれば、費用も抑えられるでしょう。
 
また、ジムに行くことで「せっかくなら」と運動をすることもあるでしょう。トレーニングができるのは銭湯にはないジムならではの魅力といえます。
 

まとめ

会費が月1万円のお風呂付きのジムであれば、毎日銭湯に通うよりもお得かもしれません。東京都内だと銭湯に毎日通う場合、1回550円であれば月1万6500円かかります。入会するジムの会費が1万円ならお風呂目的での入会も悪くありません。
 
また、お風呂付きジムは筋トレができたり、水道光熱費を抑えられたりといったメリットもあります。毎日通うのが手間だと感じないのであれば、お風呂付きジムも選択肢に入れておくと良いでしょう。
 

出典

東京くらしWEB 公衆浴場入浴料金の統制額について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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