更新日: 2019.06.26 家計

新生活の準備で忙しい年度末は1年のうちで2番目に消費が増える?考えたい節約のコツ

執筆者 : 藤丸史果

新生活の準備で忙しい年度末は1年のうちで2番目に消費が増える?考えたい節約のコツ
もうすぐ年度末ですね。
 
仕事の決算期や新生活の準備などで忙しく、あっという間に過ぎてしまうという方も多いと思いますが、実はお金のかかる時期でもあります。家計調査によると、1年のうちでもっとも消費支出の多いのは年末年始で、3月はその次に多い月となっています。
 
そこで今回は、そんな年度末だからこそ考えたい、家計の節約のコツについてお伝えしたいと思います。
 
 
藤丸史果

執筆者:

執筆者:藤丸史果(ふじまる あやか)

ファイナンシャルプランナー

相続、投資信託など、身近なファイナンスを中心に活動している。

藤丸史果

執筆者:

執筆者:藤丸史果(ふじまる あやか)

ファイナンシャルプランナー

相続、投資信託など、身近なファイナンスを中心に活動している。

3月は消費支出が多い

総務省統計局の調査結果では、平成28年の毎月の消費支出金額をみると、年間の支出平均額が28万2188円なのに対し、もっとも支出の多い12月は31万8488円で、2番目に多い3月は30万889円となっています。
 
支出の項目では、「ひな祭り」がある3月はじめ頃はハマグリなど貝類の消費が増えたり、やや意外なところでは、お彼岸のための切り花の消費が3月に増えたりといった傾向が見られます。
 
また、年度末はイベントも多く、しかも毎日が忙しいために時短を優先して外食などが増えたり、交通費もかさんだりと、どうしても全体的に支出が多くなりますよね。
 
たとえば、家族の祝いごとなどで外食するときは、ディナーではなくランチにして安くおさえる、予定のない休日は、家の中でゆったり過ごすなど、上手にメリハリをつけて少しでも節約を意識することが大切だと思います。
 
参考:
総務省統計局「1世帯当たり1か月間の月別消費支出金額(平成28年)」<家計ミニトピックス>
総務省統計局「家計簿からみた365日~日別集計結果より」
 

年度末だからこそ考えたい節約とは?

忙しくてお金もかかる年度末ですが、実は家計の節約を考えるタイミングでもあります。
 
・家計簿の見直しをする
1年間の家計簿の見直しを年末にする方も多いと思いますが、年度末も家計を見直す良い機会です。特に、年度ごとに支払いを行っているものに無駄な支出がないかをよくチェックして、次年度の家計に活かしましょう。
 
・年会費や定期購入などを見直す
たとえば、あまり行かなくなったスポーツクラブの会費、ネットで読むことが多くなった新聞代、ずるずると続けている定期購入の商品など、この機会に年度払いをしていた支出を検討して節約につなげましょう。
 
・お付き合いの断捨離を検討する
年度が替わると、周囲の人や環境、人間関係も少なからず変わると思います。この機会に、ママ友の食事会、仕事の付き合いで始めた趣味など、お金がかかっていたお付き合い関係を見直してみてはどうでしょうか。
 

年度末になるとこれが安い?

購入を検討しているものがあるのなら、年度末に安くなるのを待って買うのも節約につながります。年度末は決算期なので、大幅値引きをするお店も増えますよね。
 
・洋服のセール
冬物は大幅値引きの時期ですが、早ければ3月半ば頃から春物の値引きを行うこともあります。
 
冬物ならその年限りの流行りものには手を出さず、ベーシックで翌年以降にも着られるものを買い、春物なら長い期間着られる素材のものが多いので、この時期にまとめ買いする、といった工夫をしても良いかもしれません。
 
・車は3月と9月が安くなる
「車を買うなら3月か9月」とよく言われますが、特に3月はディーラーが年度末期に売り上げや利益の数字を良くしたいと考えるため、値引き率が大きくなるようです。キャンペーン情報などをしっかり収集しておきましょう。
 
・住宅が安くなる
住宅メーカーも、年度末期には数字を上げるために大幅値引きをすることがあります。それにともなって住宅関連の各社がキャンペーンや値下げを行うこともあります。大きい買い物ですのでじっくり検討したい住宅関連ですが、契約するのは3月になるように、早い時期から情報収集をして比較、検討しておきましょう。
 
・家具・家電
3月になると、入学や入社など新生活に備えて生活必需品を買いそろえる人も増えますね。需要も増えるため家具・家電については大幅な値引きは少ないものの、パソコン類やモデルチェンジ前のエアコンなどが安くなることが多いようです。
 
また、中古品についても、数が多く出回るため安くなることがあります。
 
・スマホ
新生活の準備で新たに契約する人が増えるスマホが安くなるのも年度末です。キャッシュバックなど、年間契約の解約金を支払ったとしてもお得になる可能性もありますので、よく比較してみましょう。
 
今回は年度末に考えたい節約のコツについてお伝えしましたがいかがでしょうか。忙しい時期ではありますが、お得なタイミングを逃さず、少しでも無駄な出費をおさえる工夫ができると良いですね。
総務省統計局「1世帯当たり1か月間の月別消費支出金額(平成28年)」<家計ミニトピックス>
総務省統計局「家計簿からみた365日~日別集計結果より」「品物Xの1世帯あたり日別支出」
 
執筆者:藤丸史果(ふじまる あやか)
ファイナンシャルプランナー
 

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