高齢の母がトイレに何度も行くので、夜中は廊下の電気をつけっぱなしにしています。「人感センサー付きLED」に変えたらどれくらい節約できますか?

配信日: 2025.04.26 更新日: 2025.04.28
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高齢の母がトイレに何度も行くので、夜中は廊下の電気をつけっぱなしにしています。「人感センサー付きLED」に変えたらどれくらい節約できますか?
人感センサー付きLEDライトは、人の動きを感知して自動的に点灯・消灯する便利な照明器具です。常時スイッチがオンになっているため消灯時でも待機電力が発生するものの、長時間のつけっぱなしと比較すれば節電につながります。特に白熱電球から切り替える場合は大きな効果が期待できます。
 
そこで今回は、人感センサー付きLEDライトに変えるとどれくらい電気代を節約できるのかと、人感センサー付きLEDライトのメリット・デメリットについても解説をしていきます。導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
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白熱電球から人感センサー付きLEDライトに変えるとどれくらい節約できるのか?

白熱電球から人感センサー付きLEDライトへ変更した場合、どれくらい電気代を節約できるのかを見ていきましょう。
 
次の条件で電気代を比較していきます。

●白熱電球の消費電力:54ワット
●人感センサー付きLEDライトの消費電力:7.8ワット
●人感センサー付きLEDライトの点灯時間:1回30秒
●人感センサー付きLEDライトの点灯回数:1日6回
●人感センサー付きLEDライトの消灯時の待機電力:0.2ワット
●1日の使用時間:8時間
●電気料金単価:31円(税込み)/キロワットアワー

上記条件に当てはめると、白熱電球の1ヶ月の電気代は約402円、消灯時の待機電力とあわせた人感センサー付きLEDライトの1ヶ月の電気代は約4.83円です。
 
人感センサー付きLEDライトの方が1ヶ月で約397円、年間で約4764円節約できることが分かりました。
 

人感センサー付きLEDライトのメリットとデメリット

白熱電球から人感センサー付きLEDライトへ変えると電気代が節約できる以外にもさまざまなメリット・デメリットがあります。事前に把握しておくことで、より具体的に変更後をイメージしやすくなるので確認していきましょう。
 

メリット

人感センサー付きLEDライトのメリットは次の通りです。

●スイッチ操作の手間が省ける
●消し忘れによる無駄な電力消費を防ぐ

人感センサー付きLEDライトは、人の動きを感知して自動的に点灯・消灯するため、オンオフスイッチを手動で操作する必要がありません。荷物を持っているときや手が汚れているときでも、照明を快適に利用できます。特に、玄関や廊下、駐車場やトイレなど、頻繁に出入りする場所では利便性が向上するでしょう。
 

デメリット

一方で、人感センサー付きLEDライトのデメリットは次の通りです。

●点灯・消灯が思い通りにいかないことがある
●種類豊富でどれにしたらよいか迷うことがある

人感センサーライトは人の動きを感知して電気をつけているため、つけたいときにつかない、逆につけたくないときにつくなどの事象が起こることもあります。また、センサーの種類によってセンサーの範囲や明るさなどさまざまな種類があるため、どの種類にするか迷うことがあるかもしれません。
 

白熱電球から人感センサー付きLEDライトに変えると年間で約4764円の節約が期待できる

白熱電球から人感センサー付きLEDライトに変えると1ヶ月で約397円、年間で約4764円電気代を節約できることが分かりました。これには、人感センサーライトの消灯時の待機電力も含まれています。
 
電気代の節約のほかにも、人感センサー付きLEDライトに変更すると、オンオフの手間が省けるなどのメリットがあります。一方デメリットとしては、つけたいときに電気がつかないことがあったり、種類豊富なために迷ったりするケースも考えられるでしょう。
 
メリット・デメリットを理解したうえで、設置場所や用途に応じて適切な製品を選ぶことで、上手に電気代を節約することが重要です。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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