娘の大学の学食は「1食700円」!高いからとコンビニで済ませているようですが、栄養バランスが心配…相場はどのくらいなのでしょうか?

配信日: 2025.07.11
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娘の大学の学食は「1食700円」!高いからとコンビニで済ませているようですが、栄養バランスが心配…相場はどのくらいなのでしょうか?
大学の学食といえば、ボリューム満点の料理を安く食べられるというイメージの人も多いでしょう。
 
しかし、食事に対する子どもの節約志向が強い場合や学食の料金が想像していたよりも高かった場合、学食は利用せず、コンビニのおにぎりやパンで昼食を済ませてしまっているケースもあるようです。
 
本記事では、大学の学食料金の相場を紹介するとともに、昼食代を節約する方法や学食の定額制サービスについて解説します。
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大学の学食料金の目安

大学生協事業連合の学食情報サイト「学食どっとコープ」によると、生協食堂で提供している学食料金は表1の通りです。
 
表1

メニュー 詳細 組価(税込み)
カレーライス(中) 330円
しょうゆラーメン 451円
ミートソース(パスタ) 473円
おすすめ組み合わせ(1) ・ライス中
・豚冷しゃぶ(梅だれ)
・旨辛豆腐
・オクラのお浸し
671円
おすすめ組み合わせ(2) ・ライス中
・グリルチキン(おろしだれ)
・きんぴらごぼう
・ほうれん草と鶏のわさび和え
660円
おすすめ組み合わせ(3) ・ライス中
・ポーク生姜焼き
・いわし南蛮漬け
・ポテト&コーンサラダ
682円

出典:大学生協事業連合「学食どっとコープ」を基に筆者作成(2025年6月26日時点)
 
カレーライスや麵類といった単品メニューだけ注文する形であれば、1食にかかる料金は500円以下におさえられるようです。一方で、栄養バランスの整った組み合わせの場合、1食あたりの料金は600円台後半が目安になることが分かります。
 
したがって、今回の事例において大学の学食が1食700円かかることは、バランスの取れた食事として相場を踏まえると決して高くはないといえるでしょう。
 

昼食代を節約する方法

とはいえ、毎日700円の昼食を続けることは学生にとって大きな出費になります。節約のためにコンビニのおにぎりやパンばかりで済ませるのも栄養面が心配でしょう。
 
そこでここからは、栄養バランスを考えながら昼食代を節約する方法を3つご紹介します。
 

1.お弁当を持参する

お弁当を手作りすることで、食費を節約することができます。お弁当だけを一から手作りすることが難しい場合でも、夕飯の残り物を詰めたり、スーパーの冷凍食品を活用したりすることで、手軽にお弁当を用意することが可能です。
 

2.ご飯だけ持参する

お弁当の用意が難しければ、ご飯だけ持参することで主食にかかる学食料金を節約できます。
 

3.単品メニューを活用する

表1に記載の通り、カレーやラーメンなどの単品料理は、比較的リーズナブルな価格で提供されています。その場合、朝食や夕食ではタンパク質や野菜を意識して摂取し、1日の栄養バランスをしっかりと整えましょう。
 

定額制の「ミールパス」という仕組みもある

最近は、多くの大学で「ミールパス(食事定期券)」という制度が導入されています。これは、1年間の学食料金を前払いすることで、1日の利用上限金額分までは何度でも学食を利用できるという仕組みです。
 
例えば、東京大学消費生活協同組合の「スタンダードプランA700」の場合、税込み9万5000円を前払いすることで、1日税込み700円まで学食を何度でも利用することができます。授業実施日を年間159日とすると、毎日700円ずつ利用した場合の合計金額は11万1300円となるため、お得に学食で栄養バランスの取れた食事を楽しむことが可能です。
 
子どもの栄養バランスが心配であれば、このような制度の活用も検討の価値があるでしょう。
 

栄養バランスを意識すると、学食には1食700円程度かかる可能性がある

栄養バランスの取れた食事を意識すると、学食でも1食あたり700円ほどの料金が発生する可能性があるようです。これは、学生にとって決して安価とはいえません。
 
しかし、学食が高いからとコンビニのおにぎりやパンばかり食べていると、タンパク質やビタミンといった栄養素を摂取できなくなってしまう可能性があります。
 
お弁当を持参したり、ミールパスのような制度が導入されていれば活用したりして、食費の節約と健康的な食生活の両立を心がけましょう。
 

出典

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執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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