夏の水分補給に、水を「2リットル×6本」のペットボトルで購入しています。重くて持ち運びが大変ですが、自宅に「ウォーターサーバー」を設置するのとどちらがお得でしょうか?

配信日: 2025.07.25
この記事は約 3 分で読めます。
夏の水分補給に、水を「2リットル×6本」のペットボトルで購入しています。重くて持ち運びが大変ですが、自宅に「ウォーターサーバー」を設置するのとどちらがお得でしょうか?
夏は、脱水症状を防ぐためにも水分摂取が大事です。人間が1日に必要な水の量は、食事で1リットル、体内で作られる水が0.3リットル、飲み水が1.2リットルの合計2.5リットルと言われています。30日間だと75リットルの水が必要です。暑い時期は、水分の摂取量が増える人もいるでしょう。
 
本記事では、ペットボトルの水とウォーターサーバー利用ではどちらがお得なのかを解説し、それぞれどのようなメリットやデメリットがあるのかを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ペットボトルの水の価格

ペットボトルのミネラルウォーターの価格は、安価なもので2リットル6本入り537円(税込み)ほどです。1本あたり約90円という計算になります。
 
人間が1日に必要な水2.5リットルをペットボトルの水で補う場合、4日で10リットル水を消費することになり、2リットルのミネラルウォーターが5本必要となるので、450円かかります。30日間だと、2リットルのミネラルウォーターが約38本必要であり、約3420円かかります。
 

ウォーターサーバーの費用

ウォーターサーバーを利用した場合にかかる費用は、メーカーによって異なります。費用の内訳は、初期費用やサーバーレンタル代、水の費用、送料、メンテナンス費用です。
 
ウォーターサーバーは、ペットボトルとは違い、12リットルなど大きなボトルが配送されます。ウォーターサーバー業界の有名ブランド、コスモウォーターの例をみると、12リットルのペットボトルの値段は、1本あたり2052円です。
 
人間が1日に必要な水2.5リットルをウォーターサーバーで補う場合、12リットルで約5日間過ごせる計算になります。人間が30日間で必要な水の量は、75リットルのため、12リットルのペットボトルが約7本必要です。
 
ウォーターサーバーを30日間使用した場合、水の費用だけで、1万4364円、さらに電気代などの費用が加算されるでしょう。
 

ペットボトルの水とウォーターサーバーの価格を比較

人間が1日に必要な水2.5リットルをペットボトルの水で摂取したと想定すると、30日で約3420円かかります。ウォーターサーバーを30日間使用した場合だと、1万4364円です。ペットボトルの水のほうが1万944円安い計算になります。1年間だと13万1328円の差が発生します。
 

ペットボトルの水のメリット・デメリット

ペットボトルの水のメリットは、持ち運びがしやすい点です。また、コスト面でも優れているので、節約にもなります。一方で、ペットボトルを購入して運ぶ手間がかかる点や、ゴミがかさばることなどがデメリットです。ペットボトルの水は、引越しが多い人や安い価格で水を入手したい人に向いています。
 

ウォーターサーバーのメリット・デメリット

ウォーターサーバーは、水の買い出しに行かなくてもいい点がメリットです。決まった日時に水が配送されるので、重たいペットボトルを運ぶ必要がありません。手軽に冷水や温水が飲めるのもうれしいポイントになります。お湯を沸かす手間や時間がかからず、便利です。
 
一方デメリットは、ウォーターサーバーを設置する場所が必要な点やランニングコストがかかる点です。ウォーターサーバーは、家事を時短したい人やペットボトルを購入しに行く時間がない人に向いています。
 

それぞれ30日間利用した場合、ペットボトルの水のほうが1万944円円お得

ペットボトルの水とウォーターサーバーを比較すると、ペットボトルの水のほうが1万944円お得になります。ライフスタイルによって異なるので一概には言えませんが、節約したい人はペットボトルの水が良いでしょう。特に夏は水分を摂取する量も増えるので、ウォーターサーバーよりもペットボトルの水のほうがお得です。
 

出典

「健康のため水を飲もう」推進委員会
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問