友人が「“市場連動型プラン”にしたら電気代が下がった」と話していたのですが、私は値上がりのリスクも気になります。電気代の節約につながるケースと、逆に高くなりやすいケースを確認したいです。

配信日: 2026.04.22
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友人が「“市場連動型プラン”にしたら電気代が下がった」と話していたのですが、私は値上がりのリスクも気になります。電気代の節約につながるケースと、逆に高くなりやすいケースを確認したいです。
電力会社が提供する料金プランの種類はさまざまですが、近年「市場連動型プラン」が注目を集めています。うまく使いこなせば電気代をおさえられる可能性があることから、切り替えを検討している方もいるかもしれません。
 
本記事では市場連動型プランの仕組みを整理しながら、節約を実現するための条件や、反対に料金が割高になりやすいケースについても解説していきます。
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電気代の「市場連動型プラン」とは

市場連動型プランとは、日本卸電力取引所(JEPX)での取引価格の動向に合わせて電気料金の単価が変動する料金プランです。
 
大手電力会社が以前から提供してきた「従量電灯プラン」では電気料金の単価があらかじめ固定されているため、使用した電力量に比例して電気代が算出されます。
 
これに対して市場連動型プランでは、単価が市場の動きに左右されます。消費電力量が同じであっても、取引価格が高い時間帯に使用したか安い時間帯に使用したかによって、請求額が異なってくる仕組みです。
 
最近では大手電力会社が市場連動型プランを提供する例も増えてきました。単価を固定したままでは、市場価格が急騰した際に料金へ反映しにくく、経営を圧迫するリスクがあるためです。
 
事業を安定的に継続するうえで、市場連動型プランの導入が避けられないケースもあるといえます。
 

「市場連動型プラン」で節約につなげるには?

市場連動型プランで電気代を節約するには、JEPXでの取引価格が低い時間帯を意識して電気を使用することがポイントとなります。
 
電気料金単価は JEPXの市場価格に合わせて30分単位で変動するため、どの時間帯の料金が下がりやすいかをある程度把握しておくことができます。タイマー機能付きの家電を活用し、料金が安い時間帯に合わせて動くようあらかじめセットしておくと効果的です。
 
食器洗い乾燥機や洗濯乾燥機であれば、外出中や就寝中でも自動で稼働させられるため、効率的に活用すると節約につながります。自宅に太陽光発電システムを備えていれば、価格が上昇しているタイミングで自家発電した電力を使うことでコストの増加をおさえることができます。
 
太陽光発電の設置が難しい場合は、価格が高い時間帯だけガスに切り替えるのも一案です。例えばお湯を沸かすとき、電気ポットの代わりにやかんとガスコンロを使うだけでも、継続することで節約効果が期待できるでしょう。
 

逆に電気代が高くなるケースもある?

市場連動型プランだと、市場価格が高騰すると電気代が大幅に高くなる可能性があります。
 
市場価格が高騰しやすいのは電力需要が増加する真夏や真冬などです。寒波や猛暑などで暖房・冷房器具による電力使用量が急増したタイミングで発電所の供給が不足すると、市場価格が大幅に高くなる場合があります。
 
日本気象協会によると、2026年1月下旬に寒波による需要増加や燃料価格の影響などにより、電気代が高めに推移しました。特に、オール電化住宅は生活を電気で賄っているため、電気代が高騰したときの影響を受けやすいでしょう。
 
こうした価格高騰のリスクを踏まえたうえで、市場連動型プランが自分に向いているか検討することをおすすめします。
 

市場価格が安い時間帯に電気を使うようにすれば節約になるが、真夏や真冬は市場価格が高騰して電気代が高くなるケースもある

電気代の「市場連動型プラン」は、市場価格によって電気代が決まるプランのことです。電気使用量に応じて料金が決まる点は同様であるものの、電気料金単価が固定されている「従量電灯プラン」と違い、単価が市場価格によって変動する点が特徴です。
 
電気代の節約につなげるには、市場価格が安い時間帯に電気を使用することがポイントになります。真夏や真冬など電力需要が増加しやすい時期は市場価格が高騰し、電気代が高くなるケースもあるので注意しましょう。
 

出典

日本気象協会 WeatherX お知らせ 2025-26年冬の電力市場価格を振り返る ―寒波でなぜ高騰?1月下旬の価格上昇とその要因を解説
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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