「13万円のiPhone」を2年後に売却と「4万円のAndroid」を使い切る場合、実質的なコストはどちらが安い?「iPhoneはリセールが高くてお得」は本当? 損しないポイントを確認
本記事では、13万円のiPhoneを2年後に売却した場合と、4万円のAndroidを使い切った場合を比較し、どちらが経済的なのかを検証します。
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など
目次
iPhoneは本当にリセールが高い?
iPhoneは中古市場でも需要が高く、ほかのスマートフォンと比べて価格が下がりにくいのが特徴の1つです。実際、機種や状態にもよりますが、2年後の売却価格は新品価格の35%~50%程度になるケースが多いとされています。
つまり、13万円のiPhoneであれば、2年間使った後でも約4万5000円~6万5000円で売却できる可能性があります。
13万円のiPhoneを2年後に売却すると実質いくら?
それでは具体的にシミュレーションしてみましょう。
・購入価格:13万円
・売却価格:4万5000円~6万5000円
この場合、13万円の購入価格から売却価格を差し引いた実質的な負担額は、2年間で約6万5000円~8万5000円となります。
4万円のAndroidを使い切った場合
続いて、4万円のAndroidスマートフォンを購入し、そのまま使い切る場合を考えてみましょう。この場合の前提は次の通りです。
・購入価格:4万円
・売却:なし(使い切り)
※Androidも中古で売却できる場合も多々ありますが、本記事ではシンプルな比較のため使い切り前提とします。
この場合の2年間の実質的なコストはそのまま4万円となります。
今回の条件ではどちらがお得?
ここまでの結果を整理すると、iPhoneの実質負担額が約6万5000円~8万5000円なのに対し、Androidの実質負担額は4万円です。
そのため、この条件ではAndroidのほうが2万円~4万円程度コストが安いといえます。つまり、「リセールが高い=必ず得」とは限らないことが分かります。
それでもiPhoneが有利になるケース
とはいえ、iPhoneが常に不利というわけではありません。例えば、人気モデルや状態の良い端末であれば、想定よりも高い価格で売却できることもあります。
また、iPhoneは長期間使用しても価値が下がりにくい傾向があるため、2年ではなく3年以上使った場合でも一定の価格で売却できる可能性があります。さらに、キャリアの下取りキャンペーンなどを活用すれば、通常よりも有利な条件で手放せるケースもあるでしょう。
スマホ選びで損しないポイント
スマートフォン選びで重要なのは、単に購入価格の安さだけで判断しないことです。例えば、売却を前提にするのか、それとも長期間使い切るのかによって、最適な機種は変わります。
また、日常的に使う時間が長い人にとっては、操作性や性能、満足度といった要素も無視できません。さらに、リセールを重視する場合は、人気モデルを選ぶことや、傷や劣化を防ぐなど状態を維持することも重要になります。
このように、自分の使い方や価値観に合わせて総合的に判断することが、結果的に損をしない選択につながるといえるでしょう。
まとめ
iPhoneは確かにリセールが高く、売却を前提にすれば実質コストを抑えることができます。しかし、今回の試算では「13万円のiPhoneを2年で売却」と「4万円のAndroidを使い切る」場合では、Androidのほうが安くなる結果となりました。
「高く売れる=お得」と単純に考えるのではなく、購入から売却まで含めたトータルコストで判断することが大切です。さらに、自分の使い方に合った選択をすることが、後悔しないスマホ選びにつながるといえるでしょう。
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など
