アイスは“嗜好品”だから節約すべきと夫に言われました。年間で見ると、アイスクリーム代は平均どれくらいになるのでしょうか?
一方で、アイスは暑い日の楽しみや、仕事・家事のあとの気分転換にもなります。大切なのは、アイス代を一律に無駄と決めつけることではなく、一般家庭の平均と比べながら、自分の家に合った金額に整えることです。
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アイスクリーム代の平均は年間約1万3000円
総務省統計局の家計調査によると、2025年の二人以上世帯におけるアイスクリームの年間支出額は、1世帯あたり1万3044円です。月平均にすると、約1087円になります。
この金額は、家族全員で使ったアイス代の平均です。スーパーで箱入りアイスを買う家庭もあれば、コンビニで1個ずつ買う家庭もあります。夏だけよく買う家庭もあれば、年間を通して買う家庭もあるため、実際の支出には差があります。
そのため、年間1万3000円前後を一つの目安として考えるとよいでしょう。たとえば、毎月1000円程度で収まっているなら、平均に近い水準です。一方、毎月3000円、5000円と使っている場合は、平均より多めと考えられます。まずは「高いか安いか」ではなく、実際にいくら使っているかを確認することが大切です。
1個200円でも習慣になると年間では大きな金額になる
アイスは1回あたりの支出が小さいため、家計の中で見落とされやすい出費です。たとえば、1個200円のアイスを週3回買うと、1週間で600円です。1ヶ月を4週として考えると2400円、年間では2万8800円になります。これは、平均の年間支出額を大きく上回ります。
もし毎日200円のアイスを買うと、30日で6000円です。年間では7万2000円になります。1回の金額は小さくても、習慣になると外食費や日用品費に近い負担になります。
ただし、金額が平均より高いからといって、すぐに悪いとは限りません。お小遣いの範囲で買っている、ほかの嗜好品をあまり買わない、家族の楽しみになっているなど、納得できる理由があれば問題ない場合もあります。反対に、なんとなく買っていて金額を把握していないなら、見直す余地があります。
夫婦で話すときは、「嗜好品だから不要」と決めるより、「年間でどれくらいなら納得できるか」を話すほうが前向きです。家計は数字だけでなく、満足感とのバランスも大切です。
節約したいなら買う回数と買う場所を見直す
アイス代を抑えたい場合、完全にやめる必要はありません。まず見直しやすいのは、買う回数です。毎日買っているなら週3回にする、平日は買わず週末だけにするなど、回数を少し減らすだけでも効果があります。
次に見直したいのは、買う場所です。コンビニのアイスは手軽ですが、1個あたりの価格が高くなりやすいです。スーパーやドラッグストアで箱入りアイスを買えば、1本あたりの金額を抑えられることがあります。たとえば、6本入りを400円で買えば、1本あたり約67円です。200円のアイスを毎回買うより、かなり安くなります。
ただし、箱入りアイスを買うと、家にある安心感から食べる回数が増える人もいます。安く買っても食べすぎれば、節約にはなりません。冷凍庫に入れる数を決める、1日1個までにする、家族で食べる日を決めるなど、ゆるいルールを作ると続けやすくなります。
また、暑い日に帰り道でつい買ってしまう人は、家に冷たいお茶や安い箱アイスを用意しておくのも一つの方法です。「帰宅後に食べられる」と分かっていれば、コンビニに寄る回数を減らしやすくなります。
まとめ
2025年の二人以上世帯におけるアイスクリーム代の平均は、年間1万3044円です。月平均では約1087円なので、自分の家庭の支出と比べると、使いすぎかどうかを判断しやすくなります。
アイスは嗜好品ですが、必ず削るべき支出とは限りません。暑い日の楽しみや、家族の小さなごほうびになるなら、生活の満足度を上げるお金でもあります。ただし、無意識に買い続けて年間数万円になっているなら、一度見直す価値があります。
おすすめは、アイス代を「月いくらまで」と予算化することです。たとえば月1500円、または夏だけ月3000円など、家計に合わせて決めれば、罪悪感を持たずに楽しめます。
夫婦で話すときも、「買うか買わないか」ではなく、「いくらまでなら気持ちよく使えるか」を決めると、納得しやすくなります。小さな楽しみを残しながら金額を整えることが、無理のない節約につながります。
出典
総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

