浴室の換気扇を“24時間つけっぱなし”にしていたら、夫から「電気代が高くなる!」と注意されました…。「24時間回す」のと「必要な時だけ使う」のでは、どれくらい差が出るのでしょうか?

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浴室の換気扇を“24時間つけっぱなし”にしていたら、夫から「電気代が高くなる!」と注意されました…。「24時間回す」のと「必要な時だけ使う」のでは、どれくらい差が出るのでしょうか?
お風呂上がりに換気扇を回し続けるべきか、それとも電気代を節約するためにこまめに消すべきか、夫婦や家族間で意見が分かれることは珍しくありません。特に「24時間つけっぱなし」という言葉だけを聞くと、電気代への影響が心配になるものです。
 
この記事では、浴室換気扇を24時間回した場合の電気代を具体的な数字で確認しながら、湿気やカビが住宅に与える影響についても分かりやすく解説します。
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1ヶ月つけっぱなしにした場合の浴室換気扇の電気代はどれくらい?

換気扇のつけっぱなしが高額になり得ると感じてしまう原因は、他の家電製品と同じ感覚で電気代を考えてしまうからでしょう。しかし、浴室換気扇の消費電力は、一般的に13ワットから20ワット程度と非常に小さく設定されています。
 
これを電気料金に換算してみましょう。1キロワット時あたりの電力料金単価を31円とした場合、浴室換気扇を24時間、30日間ずっと回し続けたとしても、1ヶ月の電気代は約290円から446円という結果になります。1日あたりに直すとわずか10円から15円程度です。
 
また、最新の「24時間換気モード」を搭載している機種であれば、さらに消費電力を抑えることが可能です。
 

湿気が招く木造住宅の寿命短縮リスク

「電気代を節約したい」という理由で換気扇を止めると、湿気対策が不十分となり、結果として将来的な修繕費用の増加につながるリスクが考えられます。浴室換気扇を常時運転する大きなメリットのひとつは、湿気対策を通じて住宅の状態を維持しやすくなる点にあるといわれています。
 
日本の住宅の多くは木造構造ですが、木材にとって湿気は最大の天敵です。浴室に溜まった湿気が家全体に回ってしまうと、目に見えないところで柱や土台の腐食が進行したり、湿気を好むシロアリの被害を招いたりする恐れがあります。
 
これらの被害が発覚した際のリフォーム費用や修繕費は、安く見積もっても数十万円単位、深刻な場合は100万単位に膨らむことも珍しくありません。
 
また、湿気によるカビや結露の発生も大きな問題です。カビ対策として換気扇を活用することは、胞子を吸い込むことによる健康被害の予防にもつながるとされています。1日数十円の電気代を節約するために、建物の資産価値を下げたり、高額な修繕リスクを抱えたりするのは、家計管理の観点からも得策とはいえないでしょう。
 

効率を最大化して電気代をさらに抑える! 窓を閉めるなどの正しい換気法

換気扇を回しているのに、なぜか浴室が乾きにくいと感じることはないでしょうか。その原因は換気の方法にあるかもしれません。換気扇を使用する際の重要なポイントは「窓やドアを閉めること」です。
 
意外に思われるかもしれませんが、窓を開けたまま換気扇を回すと、主に窓付近の空気が入れ替わってしまい、浴室全体の湿気が効率よく排出されません。浴室のドアや窓をしっかり閉めて密閉状態にすることで、空気の通り道が絞られ、換気効率の向上が期待できます。
 
また、定期的なメンテナンスも電気代の節約には欠かせません。換気扇のフィルターやファンにホコリや汚れが溜まると、吸い込む力が弱まる可能性があります。換気機能を維持するためにも、定期的に手入れをすることが大切です。
 

24時間換気は家計と住まいを守るための賢い選択

浴室の換気扇を24時間つけっぱなしにすることは、電気代の無駄遣いではなく、大切な住まいを湿気やカビから守るためのメンテナンス作業にあたると考えられます。
 
1ヶ月の電気代が数百円程度で済むという事実は、電気代を心配する家族にとっても説得力のある数字といえるでしょう。こまめに消すことで節約できる金額よりも、換気を怠ったことで発生するカビ取り費用や、深刻な建物の腐食による修繕費用のほうがはるかに高額になる可能性が高いからです。
 
正しい換気方法と定期的なフィルター掃除を心がけながら、24時間換気を賢く活用して、清潔で安心できる暮らしを続けていきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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