暑がりの夫はもうエアコンをつけています。「28度設定なら安い」と言いますが、本当に電気代は抑えられるのでしょうか?
この記事では、夏の電気代を少しでも抑えるために知っておきたい、エアコンの上手な使い方を分かりやすく解説します。

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目次
夏の電気代の約34%はエアコン! 早い時期からの利用で家計にかかる負担とは
暑がりの家族がいる家庭では、本格的な夏前からエアコンが稼働し始めて頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。「少し早すぎるのでは」と家計への影響が心配になるのは当然のことです。
夏の家庭においてエアコンが占める電気代の割合は非常に高くなっています。経済産業省資源エネルギー庁によれば、夏季の電力消費量のうち34.2%をエアコンが占めており、家電製品の中で最も高い割合です。
早い時期からエアコンを使い始めると、それだけ稼働日数が増えるため、月々の電気代は押し上げられるでしょう。我慢しすぎるのは健康上よくありませんが、家計への影響を意識した使い方を知ることが大切です。
「設定温度28度」なら本当に安い? 1度上げると年間940円程度節約できる可能性がある
環境省は、エアコンの設定温度を「28度」にすることを推奨しています。経済産業省資源エネルギー庁の試算によると、外気温31度の時に、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27度から28度に1度上げることで、年間30.24kWhの省エネ効果があるとされています(年間約940円の節約)。
このように、設定温度を28度にすることで消費電力を抑えやすくなり、結果として電気代の節約につながる可能性があります。しかし、だからといって24時間いつでも電気代が安くなるわけではありません。エアコンの電気代は「設定温度」だけでなく、「使い方」によっても大きく変動するからです。
今日からできるエアコンの電気代を抑える4つの具体策
「28度設定だから安心」と放置するのではなく、さらに電気代を抑えるための効率的な使い方を組み合わせましょう。今日から実践できる具体的な対策を4つ紹介します。
1つ目は、風量を「自動」に設定することです。微風や弱風のほうが電気代が安そうに見えますが、部屋が冷えるまでに時間がかかり、かえって電力を消費します。自動設定にすれば、一気に部屋を冷やしたあと、最小限の電力で室温をキープすることが可能です。
2つ目は、月に1~2回フィルターを掃除することです。フィルターが目詰まりすると冷房効率の低下につながる可能性があるため、定期的な清掃を行うことで、快適性を保ちながら電気代の節約も期待できます。
3つ目は、室外機の環境を整えることです。室外機の周りに物を置いたり、直射日光が当たったりすると熱が逃げにくくなり、電気代が高くなります。すだれなどで日よけを作り、風通しをよくしましょう。
4つ目は、扇風機やサーキュレーターを併用することです。エアコンの風向きを上向きにし、サーキュレーターで室内の空気を循環させることで、体感温度が下がり、設定温度が28度程度でも十分に涼しさを感じられるでしょう。
無理な我慢は禁物! 設定温度の見直しと効率的な使い方で夏を賢く乗り切ろう
冷房の温度を高めに設定していても、使い方によっては冷房効率が下がり、効果が薄れてしまう可能性があります。大切なのは、設定温度の数字だけにこだわるのではなく、風量を自動設定にする、定期的にフィルターを掃除する、扇風機やサーキュレーターを併用するといった「効率を高める工夫」を合わせて行うことです。
家庭の電力消費量の3割以上を占めるエアコンだからこそ、正しい知識と効率的な運用方法を家族で共有し、無理のない範囲で賢く電気代を抑えていきましょう。
出典
環境省 家庭部門のCO2排出実態統計調査 家庭のエネルギー事情を知る エアコンの使い方について
経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭でできる省エネ
経済産業省資源エネルギー庁 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 エアコン 省エネ行動と省エネ効果 冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で室内温度を上げる。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー




