友人が「洗濯は夜にして浴室乾燥機で干すとラク」と言いますが“電気代3000円”増えるそうです。「年3万6000円」はもったいなく感じますが、見合うメリットはあるのでしょうか?

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友人が「洗濯は夜にして浴室乾燥機で干すとラク」と言いますが“電気代3000円”増えるそうです。「年3万6000円」はもったいなく感じますが、見合うメリットはあるのでしょうか?
日々の仕事と家事に追われる家庭にとって、「家事の時短」は切実なテーマです。友人から「電気代は月に3000円くらい増えるけれど、夜に洗濯して浴室乾燥機で乾かしてしまうと楽になる」と聞くと、気になる人もいるでしょう。
 
「毎日使ったらもっと高い請求が来るのではないか」「もったいないのではないか」と不安に感じる人もいるかもしれません。本記事では、浴室乾燥機を毎日使用した場合の電気代を具体的な計算式とともに紹介し、その費用に見合うメリットについて解説します。
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浴室乾燥機を毎日使った場合の電気代シミュレーション

一般的な浴室乾燥機の消費電力は、1200ワット~2000ワットとされています。そこで、全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として定める電気料金単価「1キロワットの電気を1時間使用したときの電気代31円」を基準に、1200ワットと2000ワットで毎日3時間、1ヶ月(30日)使用した場合の電気代を計算してみましょう。
 
1200ワット(1.2キロワット)を毎日3時間、1ヶ月(30日)使用した場合の電気代は、「1.2キロワット×3時間×30日×31円=3348円」となり、1ヶ月の電気代は約3350円です。次に2000ワット(2.0キロワット)を毎日3時間、1ヶ月(30日)使用した場合の電気代は、「2.0キロワット×3時間×30日×31円=5580円」となります。
 
「月に3000円くらい増える」という感覚は、低消費電力の浴室乾燥機であれば、おおむね実態に近い数字といえるでしょう。もちろん、使用時間の長さや契約している電気料金プランの単価によって実際の電気代は前後しますが、一般的には月3000~6000円程度が目安となります。
 

月3000~6000の出費が高いのか? 安いのか?

電気代の節約を意識している家庭にとって、毎月3000~6000円の負担は決して安くはありません。しかし、1日約100~200円の負担で、天候に左右されず、花粉や排気ガスなどを気にすることなく洗濯物を乾かせる環境が手に入ると考えれば、見方は変わるかもしれません。
 
特に子どもがいる家庭では、体操服や給食着など、翌日までに必ず乾かしたい洗濯物が出ることが少なくありません。夜のうちに浴室乾燥機で確実に乾かしておけば、朝の慌ただしい時間に洗濯物を干す手間を減らせます。
 
「電気代がもったいない」という考えもありますが、月3000~6000円で洗濯物を干す手間を別の時間に回せると考えれば、家族の負担軽減につながる有効な支出といえるでしょう。
 

浴室乾燥機の電気代をさらに抑えるポイント

浴室乾燥機の利便性を生かしながら、少しでも電気代を抑える工夫を紹介します。
 
浴室乾燥機は温風で水分を飛ばして乾燥させる仕組みのため、事前に洗濯物の水分をできるだけ減らしておくことが重要です。そのため、洗濯機の脱水時間を長めに設定し、水分をしっかり切っておきましょう。
 
また、浴室に干す際は、洗濯物同士の間隔を握りこぶし1つ分以上空けて風の通り道を作ります。厚手のバスタオルなどは温風が当たりやすい中央に、薄手のシャツ類は端側に配置すると効率的です。
 
さらに、乾燥運転を始める前に浴室の壁や床の水滴をワイパーやタオルで軽く拭き取っておくのもおすすめです。浴室内に余分な水分が残っていると、その水分の蒸発にもエネルギーが使われるため、乾燥時間が長くなり、結果として電気代が増える原因になります。
 
浴室乾燥機の定期的な掃除も欠かせません。浴室乾燥機のフィルターにホコリが詰まると、温風の循環効率が落ちて、乾燥時間が伸びてしまう原因になります。月1回はフィルターのホコリを掃除し、乾燥効率をキープしましょう。
 

浴室乾燥機を毎日使うと月約3000~6000円の出費増が目安

本記事でのシミュレーションの結果、浴室乾燥機を毎日3時間使用した場合、1ヶ月の電気代の目安は約3350〜5580円となります。これは、1日あたりでは約100~200円となり、友人が話していた「月3000円くらい増える」という目安は、おおむね実態に近い数字です。
 
毎日出る洗濯物を夜の間に乾かし、朝の家事負担を軽減できるメリットを考えれば、この電気代には十分な価値があると感じる家庭も多いでしょう。
 
また、脱水時間を長めに設定したり、浴室内の水分を拭き取ったりといった工夫によって、電気代をさらに抑えることが可能です。生活費とのバランスを考えながら、便利な家電を上手に活用し、家事の負担軽減と時間の有効活用につなげてみてはいかがでしょうか。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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