2027年からエアコンの購入価格が“2倍”に上がると聞きました…! 「8年前」のエアコンですが、今のうちに買い替えた方がお得でしょうか?
本記事では「エアコン2027年問題」について解説するとともに、エアコン購入のタイミングや電気代への影響についてもまとめています。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
「エアコン2027年問題」とは
限りあるエネルギーを効率的に使うためには、省エネ性に優れた家電を選ぶことが大切です。
エネルギー消費効率を向上させるために、2027年4月からエアコンの省エネ基準が引き上げられることが決まりました。このことにより、地球温暖化のおもな原因となる二酸化炭素の削減や、家庭での光熱費に対する負担軽減につながると考えられています。
エアコンの販売価格には省エネ性能も影響するため、省エネ基準が引き上げられることで販売価格が上がる可能性があるといわれています。これが、いわゆる「エアコン2027年問題」とよばれるものです。
どのくらい値上がりするかは今の段階では分かりませんが、あるメーカーの省エネ性能以外の条件が同じ2つのモデルを比較したところ、省エネ性能を向上させたモデルの方が2倍ほど値段が高くなっています。
このことを考えると、2027年4月以降はエアコンの購入価格が現在の2倍に上がることもあり得るかもしれません。
8年前のエアコンは早めに買い替えた方がよい?
エアコンは平均して10年ほど使えるといわれているため、「8年前に購入したエアコン」はあと2年前後で買い替え時期を迎えることになるかもしれません。
2027年以降にエアコンを新しく購入しようとすると値上がりしている可能性があるため「今のうちに購入した方がよいのか?」と考える人もいるでしょう。
経済産業省資源エネルギー庁によると、2027年4月以降、新基準を満たさない低価格帯のエアコンが製造・販売されなくなるわけではありません。メーカーが年度ごとに出荷する製品全体で基準値を満たすことが求められるため、省エネ性が低い製品の出荷台数を減らす可能性はあります。
そのため、低価格モデルの在庫不足が発生することが考えられます。「低価格モデルが購入しにくくなる前に」と、早めの購入を検討する人も出てくる可能性があります。駆け込み需要が発生すると欲しいタイミングで在庫切れとなる可能性もあるため、早めに動いた方がよい場合もあるでしょう。
省エネタイプは電気代がおさえられる
2027年になる前に新省エネ基準を満たさない低価格モデルへ買い替えることで、本体価格はおさえられるでしょう。
しかし、場合によっては新基準を満たしたエアコンに買い替えた方が電気代がおさえられ、節約になる可能性もあります。
経済産業省資源エネルギー庁では、新基準を満たした製品が、現行の基準を満たした製品よりも、年間約2760円も光熱費を削減できるという試算結果も出ています。長い目で見ると省エネ性に優れた製品の方がお得になる場合もあるため、しっかりと検討しましょう。
省エネ性に優れたエアコンは電気代をおさえられるため、どちらがお得かよく考えて決めた方がよい
2027年4月からエアコンの省エネ基準が引き上げられることにより、本体価格が値上がりしたり、新基準を満たしていない低価格モデルの販売数が減ったりする可能性があります。そのため、今のうちにエアコンの買い替えを検討する人もいるでしょう。
しかし、省エネ性に優れたエアコンに買い替えることで、今より電気代をおさえられる場合もあります。本体価格をおさえるために省エネ性の低い製品に買い替えた方がよいのか、よく検討して決めることをおすすめします。
出典
経済産業省資源エネルギー庁 27年4月からエアコンの新たな省エネ基準がスタート!エアコンについて知っておくべきポイントは?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

