妻が日用品のほとんどを「100円ショップ」でそろえています。本人は「節約になる」と言いますが、月「1万円」も使っているなら、ドラッグストアで買うより割高になっているのでしょうか?

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妻が日用品のほとんどを「100円ショップ」でそろえています。本人は「節約になる」と言いますが、月「1万円」も使っているなら、ドラッグストアで買うより割高になっているのでしょうか?
100円ショップは手軽に買い物ができる一方で、「100円だからお得」と思って購入している商品でも、実際には単価で比較すると必ずしも割安とは限らない場合があります。
 
例えば、コピー用紙やゴミ袋、アルミホイルなどは、1枚あたりや1メートルあたりの価格で比較すると、ドラッグストアやホームセンターの特売品のほうが安くなるケースもあります。
 
本記事では、100円ショップを上手に活用するために知っておきたいメリット・デメリットや、家計管理の観点から賢く買い物をするポイントについて解説します。
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コピー用紙はドラッグストアや量販店より割高になることも

100円ショップの最大の魅力は、おおむねどの商品も「100円(税込110円)」という一律の予算で手に入る点です。しかし、ここに大きな落とし穴があります。
 
見た目の価格が100円であっても、中に入っている容量や枚数が少ないため、1個あたり、あるいは1枚あたりの「単価」に換算すると割高になるケースがあります。具体的な事例として、まず挙げられるのが「コピー用紙(プリンタ用紙)」です。大手100円ショップの販売状況は次のようになっています。


(1)100円ショップA:A4サイズ 100枚で110円(1枚あたり1.1円)
(2)100円ショップB:A4サイズ 60枚で110円(1枚あたり1.83円)

これらは安く感じられるかもしれませんが、一般的なホームセンターやドラッグストア、ディスカウントストアなどでは、A4サイズのコピー用紙が500枚入りで350円前後という大容量パックで販売されているケースがあります。これを1枚あたりの単価に計算し直すと、約0.7円になります。
 

アルミホイルなど長さのある消耗品は1メートルあたりの単価で比較

次に注目したいのが、キッチンまわりで頻繁に使用する「アルミホイル」や「食品ラップ」といった、長さがある消耗品です。これらも購入前に「巻きの長さ」を確認しないと、結果として割高になる場合があります。
 
アルミホイルの単価を比較してみましょう。100円ショップAで販売されている通常のアルミホイル(幅25センチメートル×長さ10メートル)は、1メートルあたりの単価に直すと11円です。
 
さらに、100円ショップBで販売されている「くっつきにくい加工」が施されたアルミホイル(幅25センチメートル×長さ12メートル)は220円商品となっており、1メートルあたりに換算すると18.3円まで上がります。
 
一方で、ホームセンターや大型ドラッグストアなどで販売されているお得用のロール(幅25センチメートル×長さ50メートルなど)をチェックしてみると、1メートルあたりの単価は6円から7円程度です。
 
この比較では、100円ショップのアルミホイルは、得用タイプの商品と比べて1メートルあたりの単価が2倍近くになる計算です。
 

モバイル関連グッズは価格だけでなく規格や品質も確認

100円ショップでの買い物のリスクは、単純な「枚数」や「長さ」による単価の高さだけにとどまりません。電気製品やモバイル関連グッズ、乾電池などは、購入価格だけで判断すると、性能や寿命の違いによってかえってコストがかさむケースもあります。
 
例えば、スマートフォン用の充電器や充電ケーブルです。100円ショップでは110円から数百円程度で販売されている商品も多く見られますが、急速充電の規格に対応していないものや、端末メーカーが定める認証を取得していない製品もあります。
 
規格に対応していない充電ケーブルや充電器を使用すると、充電速度や給電の安定性に影響が生じる場合があります。また、製品や使用環境によっては、スマートフォン本体や内臓バッテリーへの負荷につながる可能性もあるため、価格だけでなく対応規格や品質もあわせて確認して選ぶことが望ましいでしょう。
 

100円という価格だけでなく「本当に必要か」を見極める習慣こそが節約への近道

100円ショップは、商品によってはドラッグストアやホームセンターより割安に購入できるものもあり、一概に「100円ショップで買うと割高になる」とはいえません。
 
一方で、コピー用紙やアルミホイルなどの消耗品、モバイル関連グッズなどは、内容量や性能を比較すると、ほかの販売店のほうが結果として費用を抑えられる場合もあります。そのため、月1万円を100円ショップで使っていたとしても、それだけで無駄な出費とは判断できません。
 
価格だけでなく、内容量や品質、本当に必要な商品かどうかを確認しながら購入することが、家計管理の観点からも大切といえるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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