母のガラケー代が月「5000円」でした。家族は“スマホは高い”と思っていましたが、格安スマホに替えたほうが安くなる可能性はありますか?
特に、通話やメールが中心で、データ通信をあまり使わない人なら、格安スマホに替えることで安くなる可能性があります。ただし、料金だけで決めると、通話料やサポート面で困ることもあるため注意が必要です。
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ガラケーでも月5000円なら見直す価値がある
ガラケーは安いというイメージがありますが、契約内容によっては月5000円ほどかかることがあります。基本料金、通話料、メールやインターネット接続料、オプション料金などが積み重なるためです。昔のままプランを変えていない場合、今の使い方に合っていない可能性があります。
総務省の「携帯電話ポータルサイト」によれば、「2021年2月以降、携帯会社各社が提供を開始した新しい料金プランをすでに利用している方のうち約6割が、以前より携帯料金が「安くなった」と回答 」としており、「すでに新しい料金プランを利用している方は、年間約2万3千円、携帯料金が安くなった」ことを実感しているとの調査報告があります。
図表1
出典:総務省 携帯電話ポータルサイト
そこで、まず気にしたいのは母が毎月どのように携帯を使っているかです。通話が多いのか、メールが中心なのか、インターネットは使うのかを確認してみましょう。請求明細を確認すると、通話料やオプション料金が分かります。使っていない留守番電話サービスや補償サービスが残っていることもあります。
大手キャリアのスマートフォンにも、月額1000円台から3000円台程度で使えるプランがあります。データ容量が少ないプランや、通話かけ放題を組み合わせたプラン、シニア向けのプランも登場しています。たとえば、月5000円払っている人が月2000円台のプランに替えられれば、年間で数万円の節約になる可能性があります。
ただし、スマホ本体を新しく買う場合は、端末代も考える必要があります。月額料金だけでなく、本体代、事務手数料、通話オプションを含めた総額で比べましょう。
格安スマホは安い一方でサポートや通話料に注意する
格安スマホは料金を抑えやすい一方で、注意点もあります。国民生活センターも、格安スマホでは通話方法やサポート内容が利用者の認識と異なり、トラブルになるケースがあると注意を呼びかけています。
たとえば、かけ放題を使うには専用アプリが必要な会社があります。母が今まで通り電話アプリから発信してしまうと、想定より高い通話料がかかることがあります。最近は専用アプリ不要のかけ放題も増えていますが、契約前に確認することが大切です。
また、店舗サポートが少ないキャリアや会社もあります。スマホの操作に慣れていない人の場合、困ったときに店頭で相談できないと不安を感じるかもしれません。家族が設定を手伝えるなら問題は少ないですが、遠方に住んでいる場合は、店舗がある会社や電話サポートが使いやすい会社を選ぶと安心です。
通信速度も確認したい点です。昼休みや夕方など利用者が多い時間帯に速度が落ちることがあります。動画をあまり見ない人なら大きな問題にならないこともありますが、地図アプリやLINEのビデオ通話を使うなら、ある程度安定した回線を選びましょう。
母の使い方に合うプランを家族で一緒に選ぶ
母の携帯代を下げたいなら、いきなり乗り換えるのではなく、使い方に合うプランを一緒に選びましょう。
まず、現在の請求明細を3ヶ月分を目安に確認します。毎月の通話時間、データ使用量、オプション料金を見れば、必要なプランが分かりやすくなります。キャリアのWebサイトには料金シミュレーションが用意されていることも多く、具体的な試算ができます。
通話が多い人なら、5分かけ放題、10分かけ放題、完全かけ放題などを比べます。短い電話が多いのか、長電話が多いのかで選ぶプランは変わります。家族や友人との電話が多い場合は、かけ放題を付けたほうが安心です。
データ通信をあまり使わないなら、1GBから3GB程度の小容量プランで足りることがあります。LINE、天気予報、ニュースを見る程度なら、大容量プランは必要ないかもしれません。自宅にWi-Fiがある場合は、さらに少ない容量で済む可能性があります。
スマホに不慣れな場合は、シニア向けスマホや画面が見やすい機種を選ぶとよいでしょう。文字を大きくし、よく使う連絡先をホーム画面に置くなど、最初に家族が設定しておくと安心です。料金を下げるだけでなく、母が無理なく使えることを重視しましょう。
まとめ
ガラケー代が月5000円かかっている場合、料金プランを見直し、スマホに替えることで安くなる可能性があります。特に、通話やメールが中心でデータ通信が少ない人なら、小容量プランやかけ放題を組み合わせることで、毎月の負担を下げられるかもしれません。
ただし、料金だけで選ぶと失敗することがあります。通話アプリの有無、店舗サポート、通信速度、端末の使いやすさを確認しましょう。スマホ操作に不安がある人には、家族のサポートや店頭相談のしやすさも大切です。
まずは現在の請求明細を確認し、何に月5000円かかっているのかを把握してみましょう。そのうえで、母の使い方に合うプランを選べば、節約と使いやすさを両立できます。スマホは高いと決めつけず、一度見直してみる価値は十分あります。
出典
総務省 携帯電話ポータルサイト
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


