引越した家に浴室乾燥機が付いているので気軽に使っていました。ところが友人から「電気代やばいよ」と言われました。毎日使うとどれくらいかかるのでしょうか?
浴室乾燥機の電気代は、機種、乾燥時間、電気料金単価、洗濯物の量によって変わります。目安として、電気式の浴室乾燥機を1回4時間使うと、約150円から300円程度かかることがあります。毎日使えば、月4500円から9000円程度になる可能性もあります。
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浴室乾燥機は1回数百円かかることがある
浴室乾燥機の電気代は、「消費電力×使用時間×電気料金単価」で計算できます。たとえば、消費電力が1.2キロワットの機種を4時間使い、電気料金単価を1キロワット時31円で考えると、1回の電気代は約149円です。消費電力が2キロワットなら、4時間で約248円になります。1.2キロワットとは1200Wのことです。
洗濯物が多い日や冬場は、乾くまで5時間以上かかることもあります。2キロワットの機種を5時間使えば、1回約310円です。毎日使うと、月30回で約9300円になります。これを聞くと「やはり高い」と感じるかもしれません。
一方で、少量の洗濯物を短時間で乾かすだけなら、1回100円台で済むこともあります。つまり、浴室乾燥機は使うだけで必ず高額になるわけではなく、使用時間と洗濯物の量が大きく影響します。
まずは自宅の浴室乾燥機の型番を確認し、取扱説明書や本体表示で消費電力を見てみましょう。自分の機種で計算すると、実際の負担が分かりやすくなります。
毎日使うと月5000円以上になる家庭もある
浴室乾燥機を毎日使う場合、月の電気代は無視できない金額になります。1回150円なら月約4,500円、1回250円なら月約7500円、1回300円なら月約9000円です。家族が多く、洗濯物が多い家庭ほど高くなりやすいでしょう。
特に注意したいのは、乾ききっているのに長時間運転しているケースです。タイマーを長めに設定して寝てしまうと、必要以上に電気を使うことがあります。毎日使うなら、最初は何時間で乾くのかを確認し、必要な時間だけ使うことが大切です。
また、浴室の水滴が多い状態で使うと、まず浴室内を乾かすために時間がかかります。入浴後すぐに使うなら、壁や床の水滴を軽く落とし、換気してから洗濯物を干すと乾きやすくなります。フィルターが汚れている場合も効率が落ちるため、定期的に掃除しましょう。
毎日使うのが悪いわけではありません。共働きで夜しか洗濯できない家庭や、花粉、梅雨、台風の時期などは、浴室乾燥機が生活を助けてくれます。ただし、便利だからと何も考えず使うと、電気代が増えやすい点は知っておきましょう。
節約するなら部屋干しやサーキュレーターと組み合わせる
浴室乾燥機の電気代を抑えるには、最初から最後まで乾燥機に任せないことがポイントです。部屋干しやサーキュレーターと組み合わせるだけでも、使用時間を減らせます。
たとえば、洗濯後すぐにサーキュレーターを当てて2時間ほど部屋干しし、最後の1〜2時間だけ浴室乾燥機を使う方法があります。完全に浴室乾燥機だけで乾かすより、電気代を抑えながら生乾き臭も防ぎやすくなります。
資源エネルギー庁も自然乾燥との併用を推奨しています。「自然乾燥8時間後、未乾燥のものを乾燥機で補助乾燥」と「乾燥機のみで乾燥」(2日に1回使用を想定)を比較した場合、 年間で電気394.57kWhの省エネ、 CO2削減量は192.6kg、約1万2230円の節約になるとアナウンスしています。
洗濯物の干し方も大切です。厚手の服と薄手の服を交互に干す、間隔を空ける、タオルは重ならないようにするなど、風が通る形にすると乾燥時間が短くなります。洗濯機の脱水を少し長めにするのも効果的ですが、衣類が傷みやすいものは表示を確認しましょう。
コインランドリーと比べると、少量の洗濯物なら浴室乾燥機のほうが安く済む場合が多いです。一方、毛布や大量のタオルなどは、コインランドリーの大型乾燥機で一気に乾かしたほうが時間の節約になることもあります。費用だけでなく、量と手間で使い分けましょう。
まとめ
浴室乾燥機を毎日使うと、1回150円から300円程度として、月4500円から9000円ほどかかる可能性があります。機種や使用時間によって差があるため、まずは自宅の消費電力を確認しましょう。
電気代が高くなる原因は、長時間運転、洗濯物の詰め込み、浴室内の水滴、フィルター汚れなどです。必要な時間だけ使い、浴室の水気を減らし、干し方を工夫すれば、電気代を抑えやすくなります。
毎日使うと負担は増えますが、雨の日や夜の洗濯には便利な設備です。部屋干し、サーキュレーター、浴室乾燥機を組み合わせれば、快適さと節約の両方を目指せます。使う頻度を決め、必要なときに上手に活用しましょう。
出典
資源エネルギー庁 すぐにできる環境にもお財布にもやさしい行動 洗濯機&衣類乾燥機編
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

