妻が「トイレットペーパーはシングルのほうが安い」と言って、毎回シングルを選んでいます。家族4人で使うと結局たくさん巻き取ってしまいそうですが、ダブルより本当に節約になるのでしょうか?

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妻が「トイレットペーパーはシングルのほうが安い」と言って、毎回シングルを選んでいます。家族4人で使うと結局たくさん巻き取ってしまいそうですが、ダブルより本当に節約になるのでしょうか?
トイレットペーパーを購入するとき、「シングルとダブルではどちらがお得なのだろう」と迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。特に家族4人で暮らしていると使用量が多く、「シングルは薄いからたくさん使ってしまい、結局ダブルと変わらないのでは?」と感じることもあるでしょう。
 
しかし、価格が同じでもロールの長さには大きな違いがあり、使い方を考慮してもシングルのほうが節約につながるケースは少なくありません。本記事では、シングルとダブルの長さやコストを比較しながら、本当にシングルがお得なのかを分かりやすく解説します。
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シングルとダブルは価格が同じでも長さが大きく違う

今回はあるメーカーのトイレットペーパーを参考に、次の条件で比較します。


・シングル(12ロール・1ロール55m):676円(税込)
・ダブル(12ロール・1ロール30m):676円(税込)

この場合、1パック当たりの長さの合計は次のようになります。


・シングル:55m×12ロール=660m
・ダブル:30m×12ロール=360m

価格はどちらも676円ですが、シングルは約1.8倍の長さがあります。そのため、1m当たりの価格を計算すると、


・シングル:約1.02円/m
・ダブル:約1.88円/m

となり、長さ当たりのコストはシングルのほうが安くなります。メーカーによって長さは多少異なりますが、一般的にもシングルは55m前後、ダブルは30m前後の商品が多く販売されています。
 

「たくさん巻き取る」ことを考えてもシングルが有利なケースが多い

「シングルだと薄いから、無意識に多く使ってしまう」と感じる人もいるでしょう。一般社団法人日本トイレ協会の調査を基にした試算では、男女2人ずつの4人家族の場合、1ヶ月に必要なトイレットペーパーはおおよそ次のようになります。


・シングル:約16.8ロール
・ダブル:約33ロール

ダブルはロールの長さが短いため、消費するロール数は約2倍になる傾向にあります。価格が同程度の商品であれば、年間の購入費もダブルのほうが高くなる可能性があります。
 
つまり、「シングルだから少し多めに巻き取る」としても、長さの差をすべて使い切ってしまうほど大量に使わない限りは、シングルのほうが節約につながりやすいと考えられます。
 

節約だけでなく使い心地や交換の回数も考えよう

もちろん、価格だけで選ぶのが正解とは限りません。ダブルには、肌触りが柔らかく吸水性が高いというメリットがあります。小さな子どもや高齢者がいる家庭では、使い心地を重視してダブルを選ぶ家庭も少なくありません。
 
一方で、シングルはロールが長いため交換回数が少なく済みます。4人家族では交換の頻度が意外と負担になるため、「交換の手間が減る」という点も見逃せないメリットです。
 
さらに、節約を重視するなら、シングル・ダブルだけでなく100mや150mなどの長巻きタイプも選択肢になります。長巻きタイプは交換回数がさらに少なくなり、メートル単価が安い商品も販売されています。
 

シングルは「使い過ぎ」を考慮してもダブルより節約になりやすい

今回のように、シングル12ロール(55m)とダブル12ロール(30m)がどちらも676円なら、総延長はシングルが660m、ダブルが360mとなり、長さ当たりのコストはシングルのほうが大きく優れています。
 
「シングルは多く巻き取ってしまう」という心配はありますが、実際には使用量が2倍になるケースは少なく、4人家族でもシングルのほうが年間の購入費を抑えられる可能性が高いでしょう。
 
使い心地を優先するならダブルも魅力的ですが、家計を重視するのであれば、シングルを選ぶという奥さまの判断には十分な合理性があるといえます。用途や家族の好みに合わせて、価格だけでなく使いやすさも含めて選ぶことが、満足度の高い買い物につながるでしょう。
 

出典

一般社団法人日本トイレ協会 トイレットペーパー、緊急時に備えて必要な分を必要な分だけ、計画的に備蓄しましょう
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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