夏になると、妻はタオルや衣類が少ししかなくても毎日洗濯機を回します。「3日に1回で十分では?」と思うのですが、水道代や電気代はどれくらい変わるのでしょうか?
実際には、こうした工夫をしても、期待したほどの節約効果が得られないケースもあります。本記事では、毎日洗濯機を回すことの経済的な実態と、家計への影響について解説します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
「毎日洗濯」と「まとめ洗い」、家計に与える影響は意外と小さい?
夏になると、家族の衣類やタオルなどの汚れやにおいが気になり、洗濯頻度が増える家庭は多いのではないでしょうか。これに対し、家計を守る側からは「もう少し洗濯物をまとめて、回数を減らせば節約になるのでは?」という疑問が浮かぶのも無理はありません。
しかし、洗濯の回数を減らすことで得られる経済的なメリットは意外と小さいものです。むしろ、夏場という環境下では、洗濯を控えることによる「見えないコスト」の方が家計を圧迫する可能性があることを理解しておく必要があります。
1回あたりのコストはどれくらい? 洗濯機を回す際にかかる水道代・電気代の目安
実際に洗濯にかかる費用を具体的に見ていきましょう。洗濯機のメーカーや種類などによっても変わりますが、一般的に洗濯を1回行う際にかかる電気代と水道代の目安は、おおむね15円~30円程度とされています。
もし3日に1回(月10回)の洗濯を毎日(月30回)に増やしたと仮定すると、差額は月間で300円~600円程度になる計算です。もちろん、家計においては1円単位の節約も大切です。
一方で、月300円~600円程度の差額で、毎日清潔なタオルを使えたり、夏場の汗のにおいによるストレスを軽減できたりするのであれば、その費用をどう捉えるかは各家庭の考え方によるでしょう。
夏場に洗濯頻度を減らす「隠れコスト」と衛生面のリスク
節約のために「まとめ洗い」を選択したとき、見落としがちなのが「隠れコスト」の存在です。
夏場は気温と湿度が高く、衣類に付着した皮脂汚れや汗が酸化しやすく、雑菌が繁殖しやすい季節とされています。一度の洗濯で落としきれなかった汚れが翌日以降に嫌なにおいとして衣類やタオルに定着すると、消臭剤や漂白剤の購入費用に加え、洗い直しによる水道代や電気代、洗剤代などが余計にかかることもあるでしょう。
また、洗濯機自体への負担も考慮すべきです。洗濯物を詰め込みすぎると洗浄力が低下し、汚れを十分に落とせないことがあります。結果として、衣類が早く傷んでしまったり、雑菌などが原因で肌トラブルが発生したりすれば、当初想定していた以上の出費につながることも考えられます。
洗濯回数は費用だけでなく家族の健康や快適さにも目を向けることが大切
ここまで洗濯の頻度とコストの関係について解説してきましたが、夏場の洗濯では、電気代や水道代の差だけでなく、家族の健康や快適な生活環境にも目を向けることが大切です。
月に数百円程度の節約を優先するあまり、毎日、洗濯物の量やにおいを気にしながら過ごすようでは、費用対効果の面で必ずしも効率的とはいえないでしょう。
節約を意識するのであれば、洗濯回数を減らすよりも、節水型の洗濯機への買い替えや、洗剤を適量使用するなど、無駄なコストを抑えやすい方法を検討するとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

