一人暮らしで夏はシャワーだけですが、友人から「出しっぱなしなら湯船を溜めるより高くなることもある」と言われてビックリ! 実際、何分以上使うと割高になるのでしょうか?

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一人暮らしで夏はシャワーだけですが、友人から「出しっぱなしなら湯船を溜めるより高くなることもある」と言われてビックリ! 実際、何分以上使うと割高になるのでしょうか?
暑い季節は「湯船には入らずシャワーだけ」という人も少なくないでしょう。一人暮らしなら、湯船にお湯を張るよりも節約になると思っている人も多いかもしれません。
 
しかし、シャワーを出しっぱなしにすると、使う時間によっては湯船を張るよりも水道代やガス代が高くなる場合があります。
 
そこで今回の記事では、シャワーを何分使うと湯船より割高になるのかをシミュレーションします。
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シャワーのほうが安いとは限らない? 水道代とガス代で比較

「シャワーだけだから節約できている」と考えがちですが、実際の費用は水道代だけでは決まりません。
 
お湯を使う場合は、水を温めるためのガス代もかかります。そのため、シャワーと湯船を比較するときは、水道代とガス代を合わせた金額で考えることが大切です。
 
なお、水道料金は自治体によって料金体系が異なり、多くの自治体では基本料金と使用量に応じた従量料金で計算されます。今回は比較しやすいよう、水道代を1Lあたり0.24円として計算します。
 

シャワーは何分使うと湯船より高くなる? 条件をもとにシミュレーション

今回は次の条件で計算します。
 

・湯船の水量:180L
・シャワー3分:36L(1分あたり12L)
・水道代:0.24円/L
・水温20度→45度(温度上昇25度)
・発熱量:1万750kcal/立方メートル
・熱効率:80%
・ガス料金単価:148円/立方メートル

 
まず、180Lの湯船を張る場合の費用を計算すると、水道代は約43円、ガス代は約77円となり、合計で約120円かかるという結果になりました。
 
一方、シャワーは1分間に約12Lのお湯を使うため、水道代とガス代を合わせると1分あたり約8円かかります。
 
この条件で比較すると、シャワーを約15分使った場合の費用は約120円となり、湯船を張る場合とほぼ同じになります。つまり、シャワーを15分以上出しっぱなしで使うと、今回の条件では湯船を張るよりも費用が高くなる計算です。
 
例えば、シャワーを10分使った場合の費用は約80円、12分では約96円で、いずれも湯船を張るより安く済みます。一方、20分使うと約160円となるため、湯船を張る場合を40円ほど上回ります。
 
もちろん、実際の費用は地域ごとの水道料金や契約しているガス会社の料金、給湯器の性能、シャワーの流量などによって変わります。しかし、一般的なシャワーヘッドを使用する場合は、「15分前後」が湯船と費用が逆転するひとつの目安になるでしょう。
 

シャワーだけでも水道光熱費を抑えるコツ

シャワーだけで済ませる場合でも、使い方を工夫すれば水道光熱費をさらに抑えられます。
 
最も効果が大きいのは、体や髪を洗っている間はシャワーを止めることです。出しっぱなしを数分減らすだけでも、水道代とガス代の両方を節約できます。
 
また、節水シャワーヘッドを使う方法も効果的とされています。少ない水量でも十分な水圧が得られる製品が多く、毎日の積み重ねで年間の水道代やガス代を抑えやすくなります。
 
さらに、お湯の温度を必要以上に高くしないことも節約につながります。夏場であれば40度前後でも快適に使えることが多く、水を温めるために必要なガスを減らせます。
 
一人暮らしでは毎日の積み重ねが家計に影響するため、「シャワー時間を少し短くする」「こまめに止める」といった小さな工夫でも、年間ではまとまった節約効果が期待できます。
 

まとめ

今回の条件では、湯船を張る場合の費用は約120円、シャワーは1分あたり約8円となり、約15分が損益分岐点という結果になりました。そのため、「シャワーだけなら必ず安い」とは言えず、長時間出しっぱなしにすると湯船より費用が高くなる可能性があります。
 
一方で、シャワーを10分程度に抑えたり、体を洗っている間は止めたりするだけでも、水道代とガス代の両方を節約できます。毎日の使い方を少し見直すことで、無理なく水道光熱費を抑えられるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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