実家では電気代節約のため、エアコンを常に「弱運転」にしています。部屋がなかなか涼しくならず、親も「暑いけど我慢する」と言っていますが、本当に節約になっているのでしょうか…?

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実家では電気代節約のため、エアコンを常に「弱運転」にしています。部屋がなかなか涼しくならず、親も「暑いけど我慢する」と言っていますが、本当に節約になっているのでしょうか…?
夏真っ盛りとなり、エアコンの冷房を使う機会が増えている家庭も多いのではないでしょうか。
 
ふとリモコンを見ると、風量や風向きなどいろいろな設定があることが分かります。脳裏によぎる電気代を考慮すると、風量「弱」でしのぐことが良さそうですが、実は節電につながる設定は別にあります。
 
本記事では、エアコンの設定のベストな組み合わせを解説していきます。
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エアコンの消費電力と電気代の関係

家庭用エアコンの電気代は、機種や使用条件によって異なりますが、1時間あたりの電気代の目安は冷房で約10~15円とされています。
 
除湿の電気代も冷房と同程度で、1時間あたり約10〜25円前後が目安です。除湿は機能の種類によって電気代に多少の差があり、弱冷房除湿は比較的電気代を抑えやすい一方、再熱除湿は冷やした空気を再度温めるため、消費電力が大きくなりやすい傾向にあるようです。
 
上記から冷房を24時間稼働させた場合の電気代を試算すると、約240~360円程度となります。
 
ただしエアコンは室温が設定温度に近づくと消費電力が下がるため、常に同じ電気代がかかるわけではありません。あくまでも目安と捉えましょう。
 

風量設定はどうするのが正解? 「弱」では「フル稼働の時間」が無駄に増えるおそれも

ダイキン工業株式会社による「エアコンの節電に関する実態調査」では、約6割の人が夏のエアコンの節電方法について何らかの誤解をしていることが判明しました。「風量は自動より弱」「風向は水平よりななめ下」のほうが節電になると考えている人がいるとの結果でしたが、これらは誤解とのことです。
 
同社が実施した検証によると、エアコン冷房の風量「弱」と「自動」の消費電力量を比較したところ、「弱」が3.85キロワットアワー、「自動」が2.79キロワットアワーとなり、「自動」のほうが消費電力量は約3割少ない結果となりました。
 
さらにエアコン冷房の風向「ななめ下」と「水平」の消費電力量を比較すると、「ななめ下」が3.76キロワットアワー、「水平」が2.77キロワットアワーとなり、「水平」のほうが消費電力量は約3割少ない結果となりました。
 
ただし同社からの注意点として、住環境や気温などによって結果が異なる場合もあるとしています。そのため、こちらもひとつの目安として参考にしましょう。
 

冷房効率を上げたい場合は「サーキュレーターと併用」も有効

エアコンとサーキュレーターを併用することで、冷気が効率よく循環するようになり、冷房の効きが向上する可能性があります。サーキュレーターは送風に特化した家電で、風向きを真上に調整できるなど、扇風機よりも空気の撹拌性に優れています。
 
また電気代も比較的安価で、対応畳数やモーターの種類、機種によって異なるものの、1時間当たり0.5〜1円程度が目安になります。
 
効果的に使うためには、設置場所が重要です。エアコンを背にするようにサーキュレーターを設置し、左右に首を振らせることで、床付近にたまった冷気を室内全体へ循環させやすくなります。その結果、部屋をムラなく冷やすことができるでしょう。
 

まとめ

ダイキン工業株式会社の検証では、エアコンは風量を「自動」、風向きを「水平」に設定したほうが、風量「弱」や、風向き「ななめ下」よりも消費電力量を抑えられる結果となりました。
 
また、サーキュレーターを併用すると冷気が効率良く循環し、冷房効率の向上も期待できます。節約のために暑さを我慢して熱中症になっては元も子もありません。本記事で紹介した内容を参考に、猛暑を健康的に乗り切りましょう。
 

出典

ダイキン工業株式会社
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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