節約のため“2日目のお風呂”は「追い焚き」して使っています。娘が友だちに「汚いよ」と言われたそうですが、毎日交換すべきですか? ゼロから沸かすのと“光熱費”はどれだけ違うでしょうか?
しかし、浴槽のお湯は毎日交換することが当たり前と考えている人など、追い焚きして2日目も同じ浴槽に入ることに抵抗を感じる人もいるでしょう。
本記事では、追い焚きのお湯は汚いというのは本当なのか、お風呂のお湯は毎日交換するのと2日目に追い焚きするのではどれくらいお金が違うのかについて紹介します。
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追い焚きは汚いって本当?
追い焚きをすると浴槽内の水が一時的に引いて、お湯が出てきます。きれいなお湯が出ているように見えますが、追い焚きの場合は新しいお湯が出ているのではなく浴槽内にあった水を循環させ、温めて出ているのです。
入浴すると人から出た皮脂汚れや石鹼カス、入浴剤の成分などが浴槽のお湯に溶け込んで、次第に雑菌が繁殖します。追い焚きして翌日も使おうと、浴槽のお湯を1日置いておくことで雑菌が増殖してしまい、2日目の追い焚きはそのお湯を使って循環していることになるのです。
追い焚きのお湯の中に含まれている雑菌として挙げられるのは、ブドウ球菌や大腸菌、緑膿菌、レジオネラ菌、マック菌などです。ただ、これらは日常生活に潜んでいる雑菌なので、お湯に含まれているからといってすぐに健康に影響があるというわけではありません。
しかし、免疫力が低下した状態でそのお湯に入ったり、何日も追い焚きを続けてしまったりすると、人体に影響を及ぼす可能性も考えられます。追い焚きは節約にはなりますが、衛生面を考えるなら毎日お湯を交換するのがおすすめです。
そもそも追い焚きはどれくらいの節約になるの?
一般的に浴槽にお湯を溜める際は、水と、水を温めるためにガスや電気を使っているので、水道代とガス代または電気代の両方が発生します。
追い焚きの場合は水道代が新たにかからないので、浴槽を溜めるための水道代を節約することができます。
浴槽にお湯を溜めるためには200リットルほどの水が必要になるため、仮に1リットルの水にかかる水道代が0.3円として計算すると、1回のお風呂にかかる水道代は約60円です。
30日間毎日浴槽の水を交換していると水道代は1800円となりますが、2日目は追い焚きにすると水道代は900円となり大幅に節約できることが分かります。
追い焚きする場合は浴槽を清潔に保つ工夫をしよう
入浴したあとのお風呂は目には見えませんが雑菌が繁殖しており、1日放置すると増殖しています。そのため、小さな子どもがいる場合や体調を崩している場合は、なるべく2日目の追い焚きはせずに毎日水を交換するのがおすすめです。
どうしても水道代を節約したい場合は、お風呂の水を交換する際は残り湯を洗濯に使うなどの工夫をすると水道代を節約することができます。
お湯を2日間溜めておいて追い焚きをする場合は、できるだけお湯を汚さない工夫をするのが良いでしょう。例えば、入浴する際は銭湯のように身体を先に洗ってから湯舟に入る、追い焚きに向かない入浴剤は使用しないなどがありますね。
入浴後に浴槽のふたを閉めるとほこりの侵入を防ぐことができるだけでなくお湯の温度が下がりにくくなるため、追い焚きの際にガス代や電気代を抑えられるのでおすすめです。
なお、追い焚きを繰り返していると配管に汚れが溜まり、雑菌が増える原因になってしまいます。こまめに配管の掃除をして清潔に保つことを心がけましょう。
追い焚きは節約と衛生面のバランスで判断しよう
入浴後のお湯には皮脂汚れや石鹸カスなどが溶け込んでおり、雑菌が繁殖しやすいので、追い焚きしたお風呂には新しく沸かしたお風呂よりも多くの汚れや雑菌が含まれています。
小さな子どもがいるなど衛生面が気になるのであれば、やはり浴槽のお湯は毎日交換しておくのが安心です。
しかし、追い焚きは浴槽に残っている水を温めて再利用しているので水道代の節約になることは事実です。水道代を大幅に節約できるので、2日間お風呂を溜めたままにして追い焚きをしているという家庭もあるでしょう。
追い焚きをする場合は、入浴前に身体を洗う、浴槽のふたを閉めるなど、少しでも菌の繁殖を抑えながら節約をする工夫をしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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