娘夫婦が孫を連れて毎週末、わが家で夕食を食べるのが恒例に。夫は「孫に会えるからいい」と言いますが、1年間ではどれくらいの負担になるのでしょうか?
しかし、毎週となると気になるのがお金です。1回の負担は小さくても、1年間続けばまとまった金額になります。
本記事では、統計データを参考に、娘夫婦と孫の3人が毎週夕食を食べに来る場合、年間でどれくらいの負担になるのかを試算します。
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3人世帯の平均的な食費は1ヶ月で8万8015円
総務省統計局が公表している「家計調査(家計収支編)」によると、2025年の二人以上の世帯のうち勤労者世帯(世帯主が60歳未満)において、3人世帯の1ヶ月の食費は8万8015円です。
この金額から単純計算すると、1年間の食費は次のようになります。
・8万8015円×12ヶ月=105万6180円
さらに1年を365日とすると、1日あたり約2894円です。朝・昼・夕食に同じ金額がかかると仮定して3等分すると、3人分の夕食代は1回あたり約965円となります。
ただし、これはあくまでも統計を使った概算です。家計調査の食費には、自宅で調理する食材だけでなく、菓子類や飲料、外食なども含まれています。また、朝・昼・夕食でかかる金額も同じとは限りません。そのため、実際の夕食代ではなく、負担を考える際の目安として捉えましょう。
娘夫婦と孫の夕食代を毎週負担すると年間約5万円がひとつの目安
前述の1回あたりの食費約965円をもとに、娘夫婦と孫の3人分の夕食代を毎週負担した場合を考えてみます。1年間を52週とすると「965円×52回=5万180円」です。月平均では約4182円となります。
ただし、実際にはこれ以上かかる可能性があります。孫が来る日に普段より豪華な料理を作ったり、お菓子や飲み物、デザートを買ったりする家庭もあると考えられるためです。
例えば、娘夫婦と孫が来るたびに普段より2000円多く食費がかかっている場合、年間では「2000円×52回=10万4000円」です。3000円なら「3000円×52回=15万6000円」となります。
1回2000~3000円程度なら大きな出費に感じなくても、年間では10万円を超えます。特に退職後などで収入が減っている家庭では、毎週の夕食が家計を圧迫していないか確認しておくことが大切です。
孫との夕食を楽しみながら負担を抑える方法
孫との食事を楽しみにしているのであれば、負担が気になるからといって、すぐに回数を減らす必要はないでしょう。まずは家計に無理なく続けられる方法を考えることが大切です。
例えば、毎回特別な料理を用意せず、普段の夕食と同じようなメニューにすると費用を抑えやすくなります。カレーや鍋料理など、人数に合わせて量を調整しやすいメニューを選ぶのもひとつの方法です。
また、娘夫婦に飲み物やデザートなどを持参してもらえば、一方だけがすべてを負担せずに済みます。
どの程度負担になっているか分からない場合は、1ヶ月程度、娘夫婦と孫が来た日に追加購入した食材や飲み物などを記録してみましょう。実際の金額が分かれば、今のペースで続けられるか判断しやすくなります。
まとめ
総務省統計局「家計調査(家計収支編)」の2025年のデータでは、二人以上の世帯のうち勤労者世帯(世帯主が60歳未満)において、3人世帯の1ヶ月の食費は8万8015円です。
この金額をもとに単純計算すると、3人分の夕食代は1回約965円、毎週1回なら年間約5万円となります。ただし、普段より多く食材を購入したり、お菓子や飲み物を用意したりすれば、実際の負担はさらに増えるでしょう。
孫と一緒に食卓を囲む時間は、家族にとって大切な機会です。だからこそ、無理をして続けるのではなく、まず実際に増えた食費を確認してみましょう。必要に応じてメニューを工夫したり、娘夫婦にも一部を持参してもらったりすれば、家計への負担を抑えながら家族との時間を楽しみやすくなります。
出典
e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 表番号3-1 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 世帯人員別
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

