お盆の帰省を終えて家計簿をつけたら、交通費や外食、手土産などで「8万円」も使っていました。帰省1回にかかる費用は、みんなどれくらいなのでしょうか?

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お盆の帰省を終えて家計簿をつけたら、交通費や外食、手土産などで「8万円」も使っていました。帰省1回にかかる費用は、みんなどれくらいなのでしょうか?
お盆休みを利用して実家へ帰省すると、思った以上にお金がかかることがあります。新幹線や高速道路などの交通費だけでなく、手土産や外食、親戚との付き合いなど、普段は発生しない支出が重なりやすいためです。
 
帰宅して家計簿を整理したところ、「数日間でこんなに使っていたのか」と驚く人もいるでしょう。では、帰省には一般的にどのくらいのお金がかかっているのでしょうか。本記事で、最新の調査をもとに確認していきます。
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お盆の帰省にかかる費用の実態

ソニー損害保険株式会社(本社:東京都大田区)が実施した、「2026年 お盆の帰省に関する調査」(調査期間:2026年6月19日~22日、有効回答数:20~50代男女1000人)によると、お盆に車で帰省する際の家族全員分の費用は平均2万4000円でした。ここには、往復のガソリン代や高速道路料金のほか、滞在中の支出や手土産代などが含まれています。
 
一方で、最も多かった回答は「1万円くらい」で、全体の49.1%を占めました。平均額だけを見ると実態をつかみにくく、帰省先までの距離や移動時間によって負担は大きく変わると考えられます。
 
実際、同調査では片道の移動時間が長くなるほど帰省費用も増える傾向が見られ、6時間以上かかる人では平均6万6000円に達しました。この結果と比べると、今回の「8万円」は全体平均の2万4000円を大きく上回っています。
 
ただし、長距離の帰省では平均との差が1万4000円程度に縮まるため、移動距離や家族の人数によっては、極端に珍しい金額とはいえません。
 
なお、この調査の対象は「車で帰省する人」です。新幹線や飛行機を利用する場合は交通費の条件が異なるため、すべての帰省費用にそのまま当てはめるのではなく、一つの目安として捉えるのがよいでしょう。
 

帰省費用が想定以上に膨らみやすい理由

帰省にかかる費用というと、まず交通費を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、実際には移動以外にも、外食や手土産、レジャーなど、さまざまな支出が重なります。
 
例えば、往復の交通費に3万円、家族での外食に2万円、実家や親戚への手土産に1万円かかった場合、この時点で合計6万円です。これに加えて、観光やレジャー、帰宅時のお土産などに2万円かかれば、総額は8万円に達します。
 
また、親戚の子どもに渡す「お盆玉」も、帰省時ならではの出費の一つです。先述したソニー損保の調査では、お盆玉を用意すると答えた人は38.6%で、子ども1人あたりに渡す金額は平均9977円でした。
 
仮に親戚の子ども2人に5000円ずつ渡せば、それだけで1万円の支出になります。このように、帰省では一つひとつの金額がそれほど大きくなくても、複数の出費が重なることで総額が膨らみやすくなります。そのため、交通費だけで予算を組むのではなく、外食や手土産、お盆玉なども含めて見積もっておくと、実際の支出との差を抑えやすくなるでしょう。
 

帰省後に家計を見直すときのポイント

帰省で8万円を使ったとしても、それだけで「使いすぎ」と判断する必要はありません。家族4人で遠方へ移動した場合と、1人で近隣の実家へ帰った場合では、必要になる金額が大きく異なるためです。
 
帰省後に家計を見直す際は、家計簿を見ながら、交通費や外食費、手土産代など、何にいくら使ったのかを項目ごとに分けて確認するとよいでしょう。支出の内訳を把握すれば、次回どこを見直せるのかも判断しやすくなります。
 
例えば交通費の割合が大きかった場合は、早めに新幹線や飛行機を予約したり、複数の移動手段を比較したりする方法があります。外食費が想定以上にかかっていた場合は、次回は外食の回数や1回あたりの予算をあらかじめ決めておくと、支出を管理しやすくなるでしょう。
 
また、毎年のように帰省する家庭では、帰省費用を年間の特別支出として準備しておくのも一つの方法です。例えば、月5000円ずつ積み立てれば1年間で6万円、月7000円なら8万4000円を確保できます。日常生活費とは別に準備しておくことで、帰省後にまとまった出費が家計を圧迫するのを防ぎやすくなります。
 

帰省費用が高いかは、移動距離や家族構成も含めて判断しよう

ソニー損保が2026年に実施した調査では、お盆に車で帰省する際の家族全員分の費用は平均2万4000円でしたが、片道の移動時間が6時間以上では、平均6万6000円まで上昇しています。したがって、今回の8万円も移動時間や家族の人数、外食費や手土産代などを考えると、必ずしも極端に高いとはかぎりません。
 
帰省後は交通費や外食費、手土産代などの内訳を振り返り、どの支出が大きかったのかを把握したうえで、次回の予算を立てる際の参考にしましょう。
 

出典

ソニー損害保険株式会社 2026年 お盆の帰省に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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