共働きで帰宅が遅いため、家族4人分の食器は毎日“食洗機”で洗っています。夫は「手洗いのほうが安い」と言いますが、本当に食洗機のほうが高くつくのでしょうか?
特に家族4人分の食器となると洗う量も多く、食洗機を使っている家庭も多いのではないでしょうか。しかし、パートナーから「手洗いのほうが安いのでは?」と言われると、本当に食洗機のほうが高いのか気になってしまうかもしれません。
本記事では、手洗いと食洗機の費用や、手間の違いについても分かりやすく解説します。
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目次
食洗機なら年間3万リットルも節水できる? 手洗いとの水道代比較
手洗いは水道代を抑えられるイメージもありますが、洗い方によっては想像以上に多くの水を使用することがあります。食洗機は、庫内の水やお湯を循環させながら洗浄する仕組みのため、水を流しながら手洗いする場合よりも節水につながるケースがあります。
家電メーカーのシミュレーションページによると、約4人分の食器(食器24点、小物16点)を1日2回洗う場合、手洗い1回あたりの使用水量は約51リットルかかります。これに対して、食洗機の1回あたりの使用水量は約8リットルで済みます。
これを1年間に換算すると、食洗機を使うことで約3万1390リットルもの節水が可能です。1週間あたりで見ても約602リットルの節水になり、これはお風呂約3杯分(1杯あたり180リットル換算)に相当する水量の差となります。
トータルのコストで比較! 食洗機なら年間約1万円もおトクになる理由
食洗機を使うと電気代がかかるため、「食洗機のほうが高くつく」と感じる人もいるでしょう。一方、手洗いでお湯を使用する場合は、給湯にかかるガス代なども考慮する必要があります。特に、お湯を流しながら洗う場合は、水道代に加えて給湯費もかかるため、食洗機と比較する際はこれらを含めて考えることがポイントです。
前述の家電メーカーのシミュレーションによれば、約4人分の食器を1日2回洗った場合の1回あたりの経費は、手洗いが約42.8円であるのに対し、食洗機は約26.9円に抑えられます。1年間に換算すると、食洗機を使うことで約1万1500円の節約につながるのです。総合的なコストでは食洗機のほうが経済的であることが分かります。
食洗機なら年間約190時間を短縮? 食器洗いにかかる時間を比較
食洗機のメリットは、水道光熱費の節約だけにとどまりません。共働きの家庭にとって最も価値があるのは、食器洗いにかける時間を大幅に削減できる点です。
前述のシミュレーションによると、約4人分の食器を手洗いして布巾で拭き上げるまでの時間は1回あたり約18分かかります。
一方、食洗機に食器をセットする時間は1回あたり2分ほどで済みます。これを1日2回、1年間続けると、なんと約190時間もの時間を短縮できる計算です。1週間あたりでは約3時間の余裕が生まれ、これはテレビのドラマ約3本分(1本1時間換算)に相当します。
食洗機を活用して毎月の水道光熱費と家事時間を賢く削減しよう
今回参照したシミュレーション結果では、水道代や手洗いでお湯を使用する場合の給湯費まで含めると、食洗機を使用したほうがトータルの水道光熱費を抑えられる結果となりました。
ただし、食洗機の導入には本体の購入費や設置費用などの初期費用がかかる点も考慮する必要があります。初期費用まで含めて考えると、必ずしもすぐに費用面でメリットが出るとは限りません。
食洗機は、使い方や条件によっては水道光熱費を抑えながら、食器洗いにかかる時間も短縮できます。導入時の費用と日々の水道光熱費、家事時間などを総合的に比較して検討するとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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