最近はスーパーでの買い物が月「8万円」を超えるようになりました。食料品消費税が減税されるニュースが話題ですが、家計はどれくらい楽になるのでしょうか?

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最近はスーパーでの買い物が月「8万円」を超えるようになりました。食料品消費税が減税されるニュースが話題ですが、家計はどれくらい楽になるのでしょうか?
食品の値上げが続き、以前と同じように買い物をしていても、スーパーで支払う金額が増えたと感じる家庭は少なくないでしょう。そうしたなか、飲食料品にかかる消費税の負担を軽くする政府方針が注目されています。
 
ただし、「食料品の消費税が実質ゼロになる」と聞いても、スーパーでの支払額がどのように変わるのかは分かりにくいものです。本記事で制度の内容と、月8万円を使う家庭への影響を確認してみましょう。
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食料品の消費税減税で押さえておきたいポイント

現在、スーパーなどで購入する飲食料品には、原則として8%の軽減税率が適用されています。軽減税率とは、標準税率10%より低い税率を一部の商品に適用する仕組みです。ただし、酒類や外食などは対象に含まれません。
 
政府は2026年8月5日、軽減税率の対象となる飲食料品の消費税率を、2027年4月1日から2年間にわたり8%から1%へ引き下げる基本方針を閣議決定しました。また、2027年度からは、飲食料品の消費税1%相当の範囲内で、所得に応じた給付を先行して導入し、税率の引き下げとあわせて食料品にかかる消費税の「実質ゼロ化」を目指す方針です。
 
ただし、店頭で消費税率がそのまま0%になるわけではない点には注意が必要です。2026年8月24日時点では政府の基本方針が示された段階であり、今後は法案の提出や具体的な制度設計が予定されています。そのため、実施時期や給付の対象・方法などについては、今後発表される最新情報を確認しておく必要があります。
 

月8万円の食費から見る減税の影響

では、スーパーで毎月8万円を使っている家庭の場合、減税によって家計の負担はどの程度軽くなるのでしょうか。
 
ここでは、8万円のすべてが現在8%の軽減税率が適用される食料品で、税抜き価格も変わらないとして考えます。税込み8万円の場合、税抜き価格は約7万4074円で、そこに含まれる消費税は約5926円です。
 
消費税率が1%に引き下げられると、同じ商品を購入した場合の消費税は約741円になります。現在との差は約5185円で、月に約5200円の負担が減る計算です。これが1年間続けば、軽減される金額は約6万2000円にのぼります。
 
例えば、浮いた月5000円ほどを光熱費や日用品代に充てれば、値上げによる家計への負担を一部補えます。年間では6万円を超えるため、食費の多い家庭ほど減税による負担軽減を実感しやすいでしょう。
 

スーパーでの買い物でも減税対象外の商品に注意

ただし、「スーパーで月8万円使っているからといって、必ず月約5200円の負担軽減になるわけではありません。買い物のなかに、減税の対象とならない商品が含まれている場合があるためです。
 
現在8%の軽減税率が適用されるのは、原則として酒類や外食を除く飲食料品です。一方、洗剤、ティッシュペーパー、シャンプー、調理器具などの日用品には10%の標準税率が適用されています。スーパーでの支払額にこうした商品が含まれていれば、その部分は食料品減税による計算から除く必要があります。
 
例えば月8万円の買い物のうち、8%対象の食料品が6万円だったとします。この場合、税率が8%から1%に下がったときの負担軽減額は月約3900円が目安です。
 
自分の家庭でどの程度恩恵を受けられるか知りたい場合は、普段のレシートを確認すると把握しやすくなります。多くのレシートには税率ごとの購入額が記載されているため、8%対象商品の月間合計を把握しておけば、自分の家庭で見込まれる減税効果もおおよそ計算できるでしょう。
 

食料品減税の家計効果は「8%対象の購入額」で確認しよう

月8万円すべてが軽減税率8%の対象となる食料品であれば、税率が1%に下がった場合、負担軽減額は月約5200円、年間では約6万2000円となる見込みです。ただし、酒類や日用品などは対象外となるため、実際の減税効果は買い物の内容によって変わります。
 
制度の詳細は今後変更される可能性もあるため、まずはレシートで8%対象商品の購入額を確認し、家計への影響を把握しておきましょう。
 

出典

内閣官房 「飲食料品に係る消費税率の引下げ」及び「給付付き税額控除」(政府の基本方針)について
国税庁 軽減税率制度の概要
国税庁 No.6102 消費税の軽減税率制度
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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