久しぶりに帰省したら、実家の冷蔵庫が故障。20年使ってきた冷蔵庫を最新の省エネタイプに買い替えました。電気代はどれくらい変わるでしょうか?

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久しぶりに帰省したら、実家の冷蔵庫が故障。20年使ってきた冷蔵庫を最新の省エネタイプに買い替えました。電気代はどれくらい変わるでしょうか?
久しぶりに実家へ帰ると、長年使っていた冷蔵庫が故障していた……。生活に欠かせない家電だけに、急いで新しい製品へ買い替えることもあるでしょう。冷蔵庫は24時間稼働するため、古い機種と最新の省エネタイプでは、年間の電気代に差が生じる可能性があります。
 
では、20年ほど前の冷蔵庫を買い替えた場合、電気代はどの程度変わるのでしょうか。本記事で、年間消費電力量の比較や買い替え後の電気代を確認する方法について見ていきましょう。
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20年前の冷蔵庫と最新機種の電気代を比較

冷蔵庫の電気代を比べる際に確認したいのが、「年間消費電力量」です。これは、冷蔵庫を1年間使用したときに消費すると想定される電力量を表します。
 
環境省が公表している「デコ活」によると、401~450リットルの冷蔵庫では、2007年製の年間消費電力量が570~640キロワットアワーだったのに対し、2020年製は294キロワットアワーでした。製品による違いはあるものの、省エネ性能が大きく向上してきたことが分かります。
 
電気代の目安として1キロワットアワー当たり31円を使った場合、570キロワットアワーは年間約1万7700円、640キロワットアワーは約1万9800円です。一方、294キロワットアワーでは約9100円となります。
 
2007年製と2020年製の冷蔵庫の年間電気代を単純比較すると、年間で8000~1万円程度の差が生じる計算です。ただし、この金額は一定の条件で比較した場合の目安であり、すべての冷蔵庫に当てはまるわけではありません。
 
実際の電気代は製品の容量や性能、設置場所、使い方、契約している電気料金などによって変わります。そのため、20年前の冷蔵庫を買い替える場合も、節約できる金額は家庭ごとに異なる点に注意が必要です。
 

冷蔵庫の電気代が以前より抑えられるようになった理由

古い冷蔵庫と新しい冷蔵庫で消費電力量に差が出る背景には、省エネ技術の進歩があります。冷蔵庫は、庫内の温度を一定に保つために冷却を繰り返しています。
 
近年の製品では、断熱性能の向上に加え、必要に応じて運転を細かく調整する技術などが採用され、省エネ性能が高まってきました。実際に「デコ活」では、冷蔵庫は10年前の製品と比較して約37~43%の省エネにつながるとのデータを紹介しています。
 
また、「容量が小さければ電気代も安い」とはかぎりません。大容量でも省エネ性能に優れた製品があるため、購入時は本体の大きさだけで判断しないことが大切です。冷蔵庫を選ぶ際は、家族の人数や保存する食品の量に合った容量を確認したうえで、年間消費電力量や省エネ性能も比較するとよいでしょう。
 

冷蔵庫を買い替えた後の電気代を確認する方法

実家の冷蔵庫を買い替えたことで、実際にいくら電気代が変わったのか知りたい場合は、新旧製品の年間消費電力量を比較すると目安を出せます。
 
例えば、古い冷蔵庫の年間消費電力量が600キロワットアワー、新しい冷蔵庫が300キロワットアワーだったとしましょう。この場合、年間消費電力量は古い冷蔵庫より新しい冷蔵庫のほうが300キロワットアワーほど少なくなります。1キロワットアワー当たり31円で計算すると、年間では約9300円、1ヶ月平均では約775円の差になります。
 
年間消費電力量は、取扱説明書や製品本体のラベルなどで確認できます。古い冷蔵庫の資料が残っておらず数値が分からない場合は、環境省の省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」を利用する方法もあります。
 
「しんきゅうさん」では、現在使用している冷蔵庫の購入年や容量などを入力し、新しい省エネ製品へ買い替えた場合の年間消費電力量や電気代を比較できます。2015年以前の製品については特定のモデルではなく、日本電機工業会の資料をもとにした容量別の推計データを用いて比較する仕組みです。
 
そのため、表示される金額はあくまで目安として捉える必要があります。より実際の家計への影響を確かめたい場合は、買い替え前後の電気料金明細もあわせて確認するとよいでしょう。
 

20年ぶりの買い替えなら電気代の削減効果も確認しよう

20年ほど前の冷蔵庫と現在の省エネタイプでは、年間消費電力量に大きな差が出ることがあります。そのため、買い替えによって年間の電気代を抑えられるケースも少なくありません。
 
ただし、節約できる金額は、冷蔵庫の容量や性能、使い方によって変わります。実際の負担額まで知りたい場合は、新旧それぞれの年間消費電力量に加え、買い替え前後の電気料金明細も確認すると、変化をより具体的に捉えられます。冷蔵庫を選ぶ際は、本体価格だけでなく、長く使ったときの電気代まで意識して選びましょう。
 

出典

環境省 デコ活 省エネ家電って何? 子どもと一緒に「消費電力」を調べてみよう
環境省 デコ活 2020年 VS 2010年 最新家電と10年前の家電どのくらいおトク?
環境省 デコ活 しんきゅうさんの省エネ製品の選び方講座 冷蔵庫編
環境省 デコ活 省エネ製品買換ナビゲーション しんきゅうさん
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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