「スマホは2~3年で買い替える私」vs「5年以上使う夫」。長く使うほど端末代は節約できそうですが、買い替え時期は“安さ”だけで決めてよいのでしょうか?

配信日:
この記事は約 4 分で読めます。
「スマホは2~3年で買い替える私」vs「5年以上使う夫」。長く使うほど端末代は節約できそうですが、買い替え時期は“安さ”だけで決めてよいのでしょうか?
スマートフォン(以下スマホ)の買い替え時期は人によってさまざまです。2~3年ほどで定期的に買い替える人もいれば、出費を抑えるために5年以上使い続ける人もいるでしょう。実際のところ、スマホの買い替え時期というのはどのくらいを目安にするとよいのでしょうか。
 
この記事では、スマホを安全・快適に使用できる買い替えの基準やタイミングについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

携帯電話の平均使用年数は「4.6年」。2~3年で買い替えるのは早すぎる?

まず、スマホを買い替えるまでの平均年数のデータを見てみましょう。
 
内閣府経済社会総合研究所景気統計部が発表した「消費動向調査 令和8年3月実施調査結果」によると、スマホを含む「携帯電話」の平均使用年数は4.6年という結果でした。このことからも、掲題の「同じスマホを5年使い続ける」というのは決して少数派の意見ではないことが分かります。
 
スマホの買い替えサイクルは以前よりも長期化されているといわれており、これには本体の高性能化、さまざまなコストの上昇による端末価格の高騰、OSアップデートをはじめとしたサポート期間の長期化などが主な理由として挙げられるでしょう。
 
単純計算で長く使えば使うほど端末価格の負担が抑えられるというのはもっともですが、スマホの使い方やバッテリーなど内部パーツの劣化、アップデート対応など、さまざまな理由で5年よりも前に買い替えを検討したほうがよいケースというのも少なくありません。
 

5年間使えば端末代は節約できるが、「バッテリー交換」が必要になることも

スマホを長く使うことによる経年劣化が気になるのは、バッテリーでしょう。たとえ適切な使用方法を続けていたとしても、バッテリーの充電を繰り返すことで、少しずつ最大容量が低下するという特性があります。
 
同じスマホを長く使用していて、「なんだか最近バッテリーの持ちが悪いな……」と思ったら、バッテリーの劣化である可能性が考えられます。修理や部品交換など追加で発生するメンテナンス費用がかかるかもしれない、ということを考慮しましょう。
 

「まだ動く」だけでは判断できない。OS・セキュリティ・アプリ対応もチェック

また、問題なくスマホが動作していたとしても、ソフトウェア面のアップデートやサポートがどのくらいの期間まで保証されているのかというのも重要なポイントです。AppleやGoogleなどの大手メーカーは5年以上のアップデート提供がありますが、なかには5年未満でアップデートやサポートが終了してしまう場合もあります。
 
アップデートやセキュリティ対応が終了したスマホを使い続けていると、新たに発見された脆弱性や不具合などによる対応が受けられないリスクが発生します。
 
ウイルスの感染や不正利用などの被害への懸念や、アプリにアクセスできない、ダウンロードができないといったことも考えられるため、サポートを終える前に買い替えを検討したほうがよいでしょう。
 

「年数」だけでなくトータルコストで判断しよう

もしも、2~3年という期間で買い替えをするのは負担が大きいと感じる場合は、販売元に端末を返却することを前提とした「端末購入プログラム」を利用するというのもひとつの方法です。端末購入プログラムはあらかじめ端末を分割払いで購入し、一定期間後に端末を返却する代わりに残額の支払いが免除されるというものです。
 
ただし、返却時に液晶の割れや不具合などがみられた場合、追加で費用が発生することもあります。レンタル前提でもよいので、端末料金の負担を抑えながら定期的に買い替えをしたいという人に向いているプログラムといえるでしょう。
 
スマホを買い替えるときは、年数だけを指標とするのではなく、アップデートやサポート期間、バッテリーなどのパーツの劣化、修理の必要性、使用時の不具合など、総合的にタイミングを判断することが重要です。
 

まとめ

スマホが台頭し始めた十数年前と比べて、近年の端末は性能も高く、長く快適に利用できるモデルも少なくありません。しかし、年数だけにこだわりすぎていると、適切な買い替え時期を逃してしまうこともあるかもしれません。
 
スマホの使い方や端末の状態に加え、メーカーによるアップデートやサポートの提供期間なども確認しておくことが大切です。買い替えにかかる費用も考慮しながら、自分にとって納得できるタイミングを見極めましょう。
 

出典

内閣府経済社会総合研究所 景気統計部 消費動向調査 令和8年3月実施調査結果(9ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu

LINE