スタバで「500円のラテ」を“週3回”買っています。夫は「デロンギで7万円のコーヒーマシンを買っても元が取れる」と言いますが、本当にお得なのでしょうか? 材料費も含めシミュレーション
一方、コーヒーマシンを購入して自宅で淹れればいいのでは、と思うこともあるかもしれませんが、自宅用のコーヒーマシンも決して安い買い物ではありません。
例えば7万円のマシンを購入した場合、本当に「元が取れる」のでしょうか。本記事では、具体的な金額のシミュレーションから、どちらがお得か考えてみます。
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スターバックスラテを週3回飲むと年間いくら?
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社によると、スターバックス ラテのTallサイズは500円です(一部店舗では価格が異なる可能性があります)。
500円のラテを週3回購入すると、1週間で1500円です。1年間を52週として計算すると、500円×3回×52週=7万8000円となります。月平均にすると6500円です。
一方、デロンギ公式オンラインショップでは、全自動コーヒーマシン「マグニフィカS(ECAM22112)」が2026年8月時点で税込6万9800円で販売されています。
豆を挽くところから抽出まで自動で行い、ミルクフロッサーも搭載されています。本体価格だけを比較すれば、スターバックスラテを週3回購入する年間支出のほうが、マシン1台の価格を上回ります。
デロンギの7万円のコーヒーマシンは元が取れる? 材料費も考慮
ただし、店舗で提供されるスターバックス ラテと自宅で作るラテは、使用する豆やミルク、抽出方法などが異なります。ここではあくまで「1杯を自宅で淹れる場合」の費用を比較します。
「7万円÷500円=140杯だから、コーヒーマシンを買っても確実に元が取れる」と単純に考えることはできません。自宅でラテを作る場合も、コーヒー豆や牛乳などを購入する必要があるためです。
例えば、スターバックスの「エスプレッソ ロースト」というコーヒー豆は250グラム1590円です。デロンギによると、マグニフィカS(ECAM22112)で1杯を抽出する際に使用するコーヒー豆は約6~11グラムが目安です。
仮に1杯10グラム使うとすると、豆だけで1杯あたり約64円です。これに牛乳代などが加わります。週3回、年間156杯作ると仮定すると、豆代だけで年間約1万円です。本体価格と合わせれば初年度は約8万円となり、さらに牛乳代などがかかります。
この条件では、少なくとも初年度から大幅な節約になるとは考えにくいでしょう。2年、3年と使い続ければ、利用回数が増えるほど1杯あたりの本体コストは下がります。
反対に、購入してもあまり使わなくなれば、結果的に割高になる可能性もあります。
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スタバと自宅コーヒーマシンはどちらがお得?「ご褒美」の価値も判断材料
節約だけを目的に高価なコーヒーマシンを購入するなら、「今後も週3回程度飲むか」「自宅で作る手間を負担に感じないか」なども考えておきたいところです。
また、スターバックスで過ごす時間そのものをご褒美にしている場合、自宅のコーヒーマシンとは同じ500円の飲み物として単純比較することはできません。外出時の気分転換や店内で過ごす時間にも価値を感じているなら、すべてを自宅に置き換える必要はないでしょう。
例えば、週3回のうち一部だけを自宅に切り替える方法もあります。毎週の楽しみをなくすのではなく、家計の中で無理なく続けられる金額を決めることも選択肢です。
まとめ
500円のスターバックスラテを週3回購入すると、年間では約7万8000円になります。一方、約7万円のデロンギのコーヒーマシンは、購入後も豆や牛乳などの費用が必要です。
今回の試算では、コーヒーマシンの購入が初年度から大幅な節約になるとは考えにくいものの、何年も継続して使うのであれば、本体代を含めた1杯あたりの負担は下がっていきます。金額だけでなく、カフェで過ごす時間の価値や自宅で作る手間も含め、自分に合った「ご褒美」の形を考えてみましょう。
執筆者 : 今みなみ
FP2級
