夫は電気ポットを朝から夜までずっと「保温」。母から「6時間使わないならコンセントからプラグを抜いた方が年間3000円以上安くなる」と言われましたが、本当にそれほど節約できるのでしょうか?

配信日:
この記事は約 3 分で読めます。
夫は電気ポットを朝から夜までずっと「保温」。母から「6時間使わないならコンセントからプラグを抜いた方が年間3000円以上安くなる」と言われましたが、本当にそれほど節約できるのでしょうか?
電気ポットを1日中保温していると、電気代が気になる人もいるでしょう。長時間使わない間も保温を続けると、必要以上に電力を消費する可能性があります。
 
使わない時間の長さによって、保温と電源オフのどちらが節約につながるかは異なるため、時間の目安を知っておくとよいでしょう。今回の記事では、保温と再沸騰の消費電力の違いや電気ポットの節約方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

【PR】KDDI株式会社

保温と再沸騰の消費電力の違い

経済産業省資源エネルギー庁によると、6時間保温するよりも、一度プラグを抜いて必要なときに再沸騰させる方が、年間の消費電力量をおさえられるようです。
 
経済産業省資源エネルギー庁では、2.2リットルの水を満タンにして沸騰させ、1.2リットルを使用した後、6時間保温するケースを想定し、消費電力の違いを試算しています。
 
プラグを抜く使い方では、保温を続ける場合と比べて年間の消費電力量が107.45キロワットアワー少なくなるようです。電気代は年間約3330円節約でき、二酸化炭素排出量も年間52.4キログラム減らせるとされています。
 
ただし、実際の消費電力量は、電気ポットの機種や使用条件によって異なります。取扱説明書なども併せて確認しましょう。
 

保温の方がお得なのは何時間まで?

一般財団法人関東電気保安協会(関東電気保安協会)によると、使用しない時間の長さによっては、保温の方がお得になるケースがあるようです。
 
関東電気保安協会の試算によると、1時間保温した場合の消費電力量は0.77キロワットアワーです。電源を切って再沸騰させる場合は1.1キロワットアワーとなり、1時間では保温の方が消費電力が少なくなります。
 
一方2時間では、保温が1.54キロワットアワー、再沸騰が1.47キロワットアワーです。2時間になると再沸騰の方が消費電力量が少なくなります。そのため、保温した方がよいケースは2時間までが目安のようです。
 
使用しない時間の長さに合わせて保温と再沸騰を使い分けるとよいでしょう。
 

【PR】KDDI株式会社

節約につながる電気ポットの使い方

電気ポットの節約につながる使用方法は、おもに次の3つです。

・保温温度を低めに設定する
・水は必要な分だけ沸かす
・少量を沸かすなら電子レンジや電気ケトルを使用する

保温温度を低めに設定すると、外気との温度差が小さくなり、保温時の消費電力量をおさえられる場合があります。使用するお湯の温度に合わせて設定を変えてみてください。熱湯が必要な場合は、再沸騰機能を利用する方法もあります。
 
また、水を入れる量も、電気代に影響する要素のひとつです。必要以上の水を沸かすと、加熱する量が増えるため、湯沸かしにかかる電力も増える可能性があります。1日に使う量が決まっている場合は、使用する分だけ給水する方法が節約につながると考えられます。
 
加えて、コップ1杯分のお湯だけを使う場合は、電気ケトルや電子レンジを使用した方が消費電力をおさえられる場合もあるようです。電気ポットで再沸騰させるよりも効率よくお湯を用意でき、使用量や使い方によっては電気代の節約になる可能性があります。
 

6時間使わないなら、コンセントからプラグを抜いた方が年間約3330円の節約につながる可能性がある

電気ポットを6時間使わない場合は、保温を続けるよりもプラグを抜いて、必要なときに再沸騰させる方が電気代をおさえられる可能性があります。
 
ただし、保温時間が2時間程度までなら、保温の方が再沸騰より消費電力量が少なくなるようです。そのため、使用しない時間の長さに応じて、保温と電源オフを使い分けるとよいでしょう。
 
ほかにも、保温温度を低めに設定したり、必要な分だけお湯を沸かしたりすることで、電気ポットの電気代の節約につながります。取扱説明書などで消費電力量を確認したうえで、使用しない時間やお湯の使用量に合わせて使い方を見直してみましょう。
 

出典

経済産業省資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約 電気ポット 省エネ行動と省エネ効果
一般財団法人関東電気保安協会 電気のお役立ち情報 家庭の省エネ情報 省エネ比較コーナー・電気ポットの省エネ (2)電気ポットで保温するのは何時間まで?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu

LINE