更新日: 2021.11.14 年収
40代の平均貯蓄額はいくら? 年収ごとにチェック!
ここでは、気になる40代の平均貯蓄額を年収ごとに紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
40代の平均貯金額
家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」によると、40代の平均貯金額は550万円です。他の年代と比較すると以下のとおりです。
20歳代 198万円
30歳代 284万円
40歳代 550万円
50歳代 734万円
60歳代 1184万円
70歳以上 1138万円
60代までは年齢が上がるにつれて預貯金額も増えています。
40代の年収別の金融資産保有額
預貯金以外の金融資産保有額で見ると40代の平均は1177万円となっています。金融資産には生命保険、個人年金保険、株式などの金融資産を多く含んでいます。そして40代の年収別の平均金融資産保有額は以下のとおりです。
300万円未満 590万円
300~500万円未満 520万円
500~750万円未満 820万円
750~1000万円未満 1638万円
1000~1200万円未満 2259万円
1200万円以上 2442万円
年収300万円以上からは右肩上がりに金額が増えています。
貯金に回す金額の割合
年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合は平均11%です。手取り1000万円の方は年間で100万円程度を貯蓄に回しているという計算になります。自身の年収で計算すると計画的な貯蓄ができているかの目安にできるでしょう。
貯金をするメリット
貯金にはどのようなメリットが期待できるのでしょうか。私たちが貯金をするメリットとして「将来の備えができる」「急な出費に対応できる」という2点が挙げられます。この2つのメリットについて詳しくみていきましょう。
将来の備えができる
1つ目のメリットは、「将来の備えができる」ことです。子どもの教育資金、住宅資金、老後資金と人生には大きな出費があります。この大きな出費に対して準備をする必要があります。
例えば、公的年金だけでは老後資金が不足すると言われています。
貯金を全くしていない場合、生活資金が足りずに理想の老後生活を送れない恐れがあります。「老後はゆったり暮らしたい」「定年を迎えたらすぐに退職したい」と思っていても、お金が足りない場合は収入を得るために働くことも考えられます。
急な出費に対応できる
貯金があると、いざというときの出費にも役立ちます。突然の病気やケガ、冠婚葬祭など急な出費にも貯金を切り崩して対応が可能です。貯金がない場合は生活費の中から捻出する必要があります。
さらにはお金が足りずにキャッシングなど借金せざるを得ない状況になる可能性もあるでしょう。普段の生活の中で余裕資金が出た際に無駄遣いをせずにコツコツと貯金をしておくと、急な出費にも対応できます。備えが安心感へとつながるので、心にも余裕が生まれるでしょう。
早い時期から貯金をしていくことが大切
将来の大きな出費に備えるために、貯金は重要です。貯金があることで将来の自由度が高まり、人生を豊かにしてくれます。将来の備えのために、少しでも早く準備をはじめることが大切です。
貯金は心の安心材料ともなります。自身の年代・年収の平均貯金額を把握し、それを目安に今のうちからコツコツと準備しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部