営業職の年収はどれくらい? 日本の平均年収との比較

配信日: 2022.01.06

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営業職の年収はどれくらい? 日本の平均年収との比較
営業職はインセンティブを導入しているケースが多く、人によって年収に大きな差があります。「ほかの仕事よりも給料が高いのか、そもそも稼げるのか……。」と、営業職の年収が気になる人も多いのではないでしょうか。
 
本記事では、営業職の種類や、年収はどれくらいなのかを紹介します。営業職にチャレンジしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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営業職の年収はどれくらい?

 

営業職と一言で言っても、さまざまな職種があるため、企業によって細かい仕事内容は変わります。
 
営業職全体で見た場合の平均年収は、おおよそ480~560万円と言われているので、日本の平均年収433万円よりも少し高いことが分かりました。では、業種ごとの営業職の平均年収はいくらくらいなのでしょうか。
 
不動産関連・自動車関連・医療系の3つの営業職の平均年収を見ていきましょう。
 

不動産関連の営業職

不動産関連の営業職の基本給は、他業種と大きな差はありませんが、インセンティブが高いため、人によっては年収1000万円を超えることもあるでしょう。したがって、平均年収は450~1000万円以上と差があります。
 
特に、高級物件を取り扱う企業で完全歩合制の営業職の場合、年収が高くなる傾向にあります。高収入を目指して営業職にチャレンジしたい人は、不動産関連がおすすめです。
 

自動車関連の営業職

自動車関連の営業職も、不動産関連の営業職と同じで、平均年収は450~1000万円以上と差が見られます。取り扱う自動車メーカーによっては、多くの成約数が望めるかもしれません。
 
ただし、車は一度購入したら一般的には数年~10年以上買い替えることはないため、新規顧客の確保などでインセンティブを稼ぐ必要があるでしょう。自分から積極的に営業できる人に向いています。
 

医療系営業職

医療系営業職の平均年収は、570~650万円くらいです。高額な歩合が設けられていることが多いため、年収も高い傾向が見られます。
 
医療系の商品は、既存営業であることが多いため成約率が高めです。新規顧客の獲得が必要な営業職と比べると、働きやすいと考える人も多いかもしれません。
 
ただし、医療に関する専門的な知識が必要になるケースが多く、しっかりと勉強しないと周りと差がついてしまうでしょう。
 

営業職とはどんな仕事?

 

営業職は、自社の商品やサービスなどを顧客に提案し、購入してもらうことで売上に貢献する仕事です。
 
自社の商品を、ごり押しして売り込む仕事だと思っている人も多いかもしれませんが、お客さまが抱える課題を解決する方法を一緒に考えて、それにふさわしい提案をすることが基本的なスタンスです。
 
営業職は、対象となる顧客別に分類すると、「個人営業」「法人営業」の2種類に分けられます。
 
個人営業は、主に家庭や一般消費者に向けて営業活動を行います。自動車や不動産、保険など多くの商材があります。個人営業職は、お客さまと信頼関係を築くためのコミュニケーションスキルなどが求められるでしょう。
 
法人営業は、企業を対象とした営業活動を行います。企業保険や求人情報、金融関連やIT関連など、法人営業も多くの商材を取り扱っています。大規模なシステムや企業保険の営業の場合、経営者層への営業活動を行うこともあるでしょう。
 
また、実際にお客さまと対面して行う「対面営業」もあれば、電話でのやり取りで営業を行う「テレコール営業」「インサイドセールス」などもあります。
 

営業職の平均年収は成果によって変わる

営業職の平均年収は、営業職全体で480~560万円くらいであり、日本の平均年収よりも少し高めです。
 
勤めている企業の取り扱っている商品やサービス、インセンティブによって平均年収が大きく変わるため、個人の努力次第では年収1000万円超えも夢ではないでしょう。
 
しかし、成果を出すには商品やサービスの知識はもちろんのこと、対人スキルも身につけなくてはいけません。営業職は、決して楽な仕事ではないことを理解しておきましょう。
 
出典
国税庁 民間給与実態統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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