更新日: 2022.01.09 年収
東京で働くサラリーマンのボーナスの平均額はいくら?
ボーナス平均額を知ることで、自分がもらっているボーナスが多いのか少ないのか判断がしやすくなります。
ここでは、東京で働くサラリーマンのボーナス平均額について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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東京で働く人のボーナス平均額
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、2019年の東京で働く人のボーナス平均額は130万6800円でした。平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は12.2年です。また、平均年収は620万4000円になります。
※平均年収は「きまって支給する現金給与額」×12+「年間賞与その他特別給与額」で算出
ここでは、年齢別や地域別のボーナス平均額についても見ていきましょう。
年齢別ボーナス平均額
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、2019年の東京の年齢別ボーナス平均額は図表1のとおりです。
図表1
年齢 | 男女計 | 男 | 女 |
---|---|---|---|
〜19歳 | 12万4800円 | 13万4200円 | 10万3900円 |
20〜24歳 | 38万7700円 | 41万800円 | 36万4900円 |
25〜29歳 | 82万800円 | 88万7500円 | 73万8400円 |
30〜34歳 | 108万6100円 | 122万1000円 | 86万5700円 |
35〜39歳 | 127万2600円 | 142万7400円 | 95万6200円 |
40〜44歳 | 146万5900円 | 163万9000円 | 110万8000円 |
45〜49歳 | 163万8300円 | 189万2700円 | 112万円 |
50〜54歳 | 190万1100円 | 220万2500円 | 120万1000円 |
55〜59歳 | 184万8300円 | 213万5500円 | 105万2700円 |
60〜64歳 | 114万4800円 | 128万7100円 | 68万7200円 |
65〜69歳 | 69万6200円 | 75万5800円 | 46万8600円 |
70歳〜 | 22万1100円 | 18万9800円 | 31万800円 |
男女計・男性・女性と、どの年齢別ボーナス平均額も最も高いのは「50〜54歳」です。そして「〜19歳」のボーナス平均額が最も低くなります。50代男性のボーナス平均額は200万円を超えています。一方女性は最も高い「50〜54歳」でも120万円ほどと差があります。
主な地域のボーナス平均額
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、2019年の主な地域のボーナス平均額は図表2のとおりです。
図表2
地域 | ボーナス平均額 |
---|---|
東京都 | 130万6800円 |
北海道 | 76万3100円 |
千葉県 | 77万2200円 |
神奈川県 | 108万4200円 |
愛知県 | 112万3200円 |
大阪府 | 106万8000円 |
福岡県 | 85万7500円 |
上記のとおり、主要地域と比べてみても東京都のボーナス平均額は最も高い水準です。北海道や千葉県より50万円以上、神奈川県よりも20万円以上高くなります。
全国の給与所得者のボーナス平均額
国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、全国の給与所得者のボーナス平均額は64万6000円です。2015〜2020年のボーナス平均額の推移は図表3のとおりです。
図表3
年 | ボーナス平均額 |
---|---|
2020年 | 64万6000円 |
2019年 | 70万3000円 |
2018年 | 69万7000円 |
2017年 | 68万円 |
2016年 | 64万5000円 |
2015年 | 64万8000円 |
年によって差はありますが、64〜70万円前後で推移しています。東京のボーナス平均額は130万6800円であり、全国平均より2倍程度高くなります。
東京で働くサラリーマンのボーナスは全国平均より高い
全国の給与所得者のボーナス平均額は64万6000円ですが、東京で働くサラリーマンのボーナス平均額は130万6800円と、全国平均よりも2倍程度高くなります。他の地域と比べても、東京都のボーナス平均額の高さは圧倒的です。
東京で働くサラリーマンのボーナス平均額や全国の平均額と自身のボーナス額を比べてみましょう。
出典
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部