更新日: 2022.01.11 年収

薬剤師の平均年収ってどれくらい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

薬剤師の平均年収ってどれくらい?
薬剤師の年収について「薬剤師の平均年収や年齢別の年収が知りたい」「全国の平均年収と薬剤師の平均年収にどれくらい違いがあるのか教えてほしい」など疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
 
平均年収を知れば、世間一般の薬剤師と比べて、自分の年収が高いのか安いのか判断がしやすくなります。判断基準を持っておくことは大切です。また、平均年収を知ることで、年収目標ができ、仕事へのモチベーションが高まる可能性もあります。
 
ここでは、給与所得者や薬剤師の平均年収について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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給与所得者の平均年収

 
国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者5245万人(男性3077万人、女性2168万人)の平均年収は433万1000円(前年比▲0.8%)でした。年収の内訳は平均給与が368万5000円で、平均賞与が64万6000円です。平均年収の推移は、図表1のとおりです。
 
図表1

(平均給与) (平均賞与) 平均年収
2020年 368万5000円 64万6000円 433万1000円
2019年 366万1000円 70万3000円 436万4000円
2018年 371万円 69万7000円 440万7000円
2017年 364万2000円 68万円 432万2000円
2016年 357万1000円 64万5000円 421万6000円
2015年 355万6000円 64万8000円 420万4000円
2014年 352万6000円 62万5000円 415万円

※国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」より
 
上記のとおり、給与所得者の平均年収は、おおむね420万円〜440万円前後で推移しています。
 

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薬剤師の平均年収はどれくらい?

 
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、薬剤師の平均給与・賞与、平均年収は図表2のとおりです。
 
図表2

きまって支給する
現金給与額
年間賞与
その他特別給与額
平均年収
39万4200円 92万900円 565万1300円

※「令和2年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」より算出
※企業規模計(10人以上)、男女計
※「推定年収」は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で算出
 
上記のとおり、薬剤師の平均年収は給与所得者の平均年収より100万円以上高い水準です。
 

年齢別の薬剤師年収

 
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、年齢別の薬剤師の平均年収は図表3のとおりです。
 
図表3

年齢 きまって支給する
現金給与額
年間賞与
その他特別給与額
平均年収
20〜24歳 28万9400円 5万4300円 352万7100円
25〜29歳 32万4400円 67万4500円 456万7300円
30〜34歳 35万8200円 96万3800円 526万2200円
35〜39歳 40万2400円 105万6500円 588万5300円
40〜44歳 42万1600円 103万6100円 609万5300円
45〜49歳 44万3400円 125万7600円 657万8400円
50〜54歳 45万7200円 107万4300円 656万700円
55〜59歳 44万3800円 108万2200円 640万7800円
60〜64歳 41万4300円 84万6500円 581万8100円
65〜69歳 54万2700円 44万8600円 696万1000円
70歳〜 35万9200円 38万1400円 469万1800円

※「令和2年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」より算出
※企業規模計(10人以上)、男女計
※「推定年収」は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で算出
 
上記のとおり、20代〜40代までは年齢が上がるにつれて、平均年収も高くなっています。50代〜60代前半までは平均年収は下がっていき、60代後半になると平均年収は再び上昇しています。
 

薬剤師の平均年収は世間一般より高い

 
給与所得者の平均年収は433万1000円ですが、薬剤師の平均年収は565万1300円です。薬剤師のほうが約132万円高い金額となります。また、薬剤師の平均年収を年齢別で見ると、20代後半(25〜29歳)には、給与所得者の平均年収を超える456万7300円となっています。
 
この機会に自身の年収と薬剤師の平均年収を比べてみましょう。
 
出典
国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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