更新日: 2022.01.12 年収

東京に住む20代女性の平均年収ってどれくらい? 男性と比べて200万円少ない?

東京に住む20代女性の平均年収ってどれくらい? 男性と比べて200万円少ない?
平均年収について「東京の20代女性の平均年収を知りたい」「全国の平均年収はどれくらいなのか?」など疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
 
平均年収を知ることで、自分の年収が世間一般的に高いか低いのか判断できます。
 
ここでは、東京に住む20代女性の平均年収などについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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全国の給与所得者の平均年収

 
国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者5245万人(男性3077万人、女性2168万人)の平均年収は433万1000円でした。内訳は平均給与が368万5000円で、平均賞与が64万6000円です。
 
平均年収の推移は図表1のとおりです。
 
【図表1】

平均年収
2020年 433万1000円
2019年 436万4000円
2018年 440万7000円
2017年 432万2000円
2016年 421万6000円
2015年 420万4000円

※国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」より
 
ここ数年は420万〜440万円で推移しています。
 

女性の平均年収

 
国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した女性の給与所得者の2020年の平均年収は292万6000円でした。平均給与が253万8000円、平均賞与が38万8000円です。
 
平均年収の推移は図表2のとおりです。
 
【図表2】

女性の平均年収
2020年 292万6000円
2019年 295万5000円
2018年 293万1000円

※国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」より
 
直近3年間は292万〜295万で推移しています。
 

男性の平均年収

 
国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、男性の2020年の平均年収は532万2000円でした。内訳は、平均給与が449万4000円、平均賞与が82万8000円です。
 
直近3年の平均年収の推移は図表3のとおりです。
 
【図表3】

男性の平均年収
2020年 532万2000円
2019年 539万7000円
2018年 545万円

※国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」より
 
各年、女性の平均年収より200万円以上高くなります。
 

東京に住む20代女性の平均年収は?

 
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、2019年の東京都の20代女性平均給与、年収は、図表4のとおりです。
 
【図表4】

年齢 きまって支給する
現金給与額
年間賞与
その他特別給与額
推定年収
20〜24歳 24万8800円 36万4900円 335万500円
25〜29歳 28万7100円 73万8400円 418万3600円
年齢計 32万8200円 90万800円 483万9200円

※企業規模計(10人以上)
※「きまって支給する現金給与額」は所得税や社会保険料など控除前の金額
※「推定年収」は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で算出
 
上記のとおり、東京の20代女性の推定年収は20〜24歳が335万500円、25〜29歳が418万3600円です。25〜29歳女性は、20〜24歳女性と比べて、毎月の給与・賞与どちらも増えています。
 

東京に住む20代男性の平均年収

 
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、2019年の東京に住む20代男性の推定年収は、図表5のとおりです。
 
【図表5】

年齢 きまって支給する
現金給与額
年間賞与
その他特別給与額
推定年収
20〜24歳 26万5500円 41万800円 359万6800円
25〜29歳 32万4500円 88万7500円 478万1500円
年齢計 45万100円 152万100円 692万1300円

※企業規模計(10人以上)
※「推定年収」は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で算出
 
20〜24歳よりも25〜29歳のほうが、給与・賞与額は高くなります。推定年収は、女性と比べて20〜24歳が約24万円、25〜29歳が約60万円高いです。
 

東京の20代女性の平均年収は全国平均より高い

 
全国の女性の平均年収は292万6000円(2020年)ですが、東京に住む20代女性の推定年収は20〜24歳が335万500円、25〜29歳が418万3600円です。全国平均と比べると、20〜24歳は約42万円、25〜29歳は約125万円高いです。
 
このことから、東京で働く20代女性の平均年収は全国平均より高い水準であることが分かります。ぜひ、自身の年収と比較してみましょう。
 
出典
国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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