更新日: 2023.04.26 年収

工場勤務の正社員40代の年収中央値はどれくらい?

工場勤務の正社員40代の年収中央値はどれくらい?
製造業に携わる工場勤務の仕事。自動車メーカーから化学プラントの仕事、原料の製造まで幅広い特徴があります。工場に勤務している正社員で40代の人たちの年収中央値はいくらくらいでしょうか。工場勤務の仕事とともに詳しく解説します。

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工場勤務の仕事における40代正社員の年収中央値とは

平均年収や年収中央値はどちらも似たような名前ですが、平均年収というと思った以上に高い数値が出ると思いませんか? 平均年収では、全国でトップレベルの高い年収の人や低い年収の人が含まれており、現実離れした数字が出ることも多いです。
 
一方で年収中央値は、極端な数字を排除した真ん中の数値のため、より現実に即した数字が算出されます。国税庁が令和2年に調査した「民間給与実態統計調査」では、工場をはじめとする製造業に従事する人の年収中央値は442万円でした。
 
40代前半の年収中央値は358万8千円、40代後半の年収中央値は384万円。日本における年収中央値は371万円で、工場勤務の正社員は日本全国の労働者の平均中央値より高いことがわかります。
 
厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、製造業での年齢階層別賃金は、55歳〜59歳までをピークに下がっていく傾向があります。これは他の業種より高い水準であり、賞与は会社の規模が大きければ大きいほど安定して得られる傾向です。同じ40代の工場勤務でも、中学卒業か大学卒業かによって平均年収に差がありました。
 
例えば、従業員数1000人未満の工場で、中学卒業後に勤務した場合の40代前半の正社員の年収は438万円、大学卒業後に勤務した場合は612万円と、学歴でも差がつきます。
 
学歴が高ければ高いほど同じ工場勤務でも高い収入を得ることができるのは、幹部候補であったり、監督する立場であるケースが多いことが考えられるためです。工場の規模が大きければ、それだけ年収も安定して得られるでしょう。
 

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工場勤務で高い年収が期待できる職種とは

工場勤務の中でもさまざまな職種があり、携わる仕事によっては平均より高い年収が期待できます。製造業では、役職がつくと年収が上がることが多いです。長く工場に勤務して経験を積むことで役職についたり、後輩への指導を行う機会が増えます。
 
同じ工場に長く勤務しても昇給が期待できない場合には、同業他社へ転職したり、資格試験に合格することで年収アップができるでしょう。工場勤務の仕事は、技術職、組み立て作業員、専門工員などの職種があります。
 
組み立て作業員は、自動車メーカーなどが多く、正社員の採用が多いです。一方電化製品の製造現場では、派遣社員やパートなどが仕事の大半を担っており、給与面も低い現状があります。海外に工場を移転している企業も増えており、日本国内だからこそできる製造現場は、これからも正社員のニーズが高いでしょう。
 
製造業では、専門資格が必要な職種があり、人手不足もあり、有資格者は高待遇で働けます。例えば、フォークリフト運転技能者は、工場でフォークリフトを運転する時に必要な資格です。
 
技能講習を修了すれば比較的簡単に取得できる資格ですが、高い需要があり年収が100万円ほどアップ可能。合格率が90%の資格のため、チャレンジできる人は取ってみましょう。工場のメンテナンスに必要な機械保全技能検定は、実務をしている工場勤務者に最適な資格です。
 
資格を保有するだけで200万円以上の年収アップが見込めます。工場勤務の仕事は、未経験や学歴がそれほど重要視されません。10代から60代まで幅広い年代の人が働き、就業時間が規則的でプライベートが確保しやすい仕事です。週休2日制で、工場が休みになる年末年始は休みも取りやすいでしょう。製造業なので繁忙期などはありますが、仕事内容に応じた給与を得やすいです。
 
派遣社員よりも正社員は給与面、待遇面で差がつきやすいため、20代では同じような給与水準でも40代、50代では大きな給与の差があります。
 

工場勤務の40代年収中央値と年収アップのコツ

工場勤務の正社員40代前半の年収中央値は358万8千円、40代後半の年収中央値は384万円でした。工場勤務の正社員と言っても、会社の規模や学歴、資格によって年収中央値よりも多い年収を得ることが可能です。
 
より高い年収を得るためには、継続的に勤務を続け役職に就くことや資格を取って給与の水準を上げること、大手の工場に勤務することが有効。専門性の高い職種を選べば、年収アップが期待できます。
 

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出典
国税庁令和2年民間給与実態統計調査
厚生労働省令和元年賃金構造基本統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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