都内に新築マンションを購入している人の平均年齢と収入は?

配信日: 2022.07.31

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都内に新築マンションを購入している人の平均年齢と収入は?
都内に新築マンションを購入したいものの「少し早いのでは?」などと考えていませんか。数千万円以上することが多いため、購入するタイミングを慎重に検討したい方は多いでしょう。
 
この記事では、公的な資料をもとに、都内で新築マンションを購入した人の平均年齢や平均年収を紹介します。意思決定の参考にしてみてはいかがでしょうか。
FINANCIAL FIELD編集部

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都内に新築マンションを購入した人の平均年齢

都内に新築マンションを購入した人の平均年齢を調べるため参考にした資料は、国土交通省が発表している「令和3年度住宅市場動向調査報告書」と住宅金融支援機構が発表している「2020年度フラット35利用者調査」です。これらの資料によると、平均年齢は次のようになっています。
 

・三大都市圏の場合

「令和3年度住宅市場動向調査報告書」では、令和3年9月1日から令和3年11月30日までに3大都市圏(首都圏・中京圏・近畿圏)で新築マンション(分譲マンション)を取得した世帯主の平均年齢が明らかにされています。令和3年度における平均年齢は44.3歳、令和2年度における平均年齢は43.5歳、令和元年度における平均年齢は43.3歳です。
 
ちなみに、分譲戸建住宅を取得した世帯主の平均年齢は令和3年度が38.4歳、令和2年度が39.6歳、令和元年度が38.6歳となっています。
 

・首都圏の場合

「2020年度フラット35利用者調査」では、2020年4月から2021年3月までに首都圏で新築マンションを購入(フラット35(買取型)またはフラット35(保証型)を利用)した人の平均年齢が明らかにされています。2020年(令和2年)度における融資利用者の平均年齢は41.5歳、2019年(令和元年)度における融資利用者の平均年齢は41.1歳です。
 
ちなみに、2020年度における全国の平均年齢は42.8歳、近畿圏の平均年齢は44.8歳、東海圏の平均年齢は43.0歳となっています。
 

・新築マンション購入の平均年齢は40代前半

残念ながら、都内に新築マンションを購入した人だけを対象とする調査は見つけられませんでした。しかし、以上の資料をもとに、40代前半で都内に新築マンションを購入している人が多いことは推測できます。
 

都内に新築マンションを購入した人の平均年収

続いて、同資料をもとに都内で新築マンションを購入した人の平均年収を紹介します。
 

・3大都市圏の場合

「令和3年度住宅市場動向調査報告書」には、3大都市圏で新築マンション(分譲マンション)を取得した世帯の平均年収も記載されています。同資料によると、令和3年度の平均世帯年収は912万円、令和2年度の平均世帯年収は879万円、令和元年度の平均世帯年収は798万円です。
 
ちなみに、分譲戸建住宅を取得した世帯の平均年収は、令和3年度が719万円、令和2年度が721万円、令和元年度が688万円となっています。
 

・首都圏の場合

「2020年度フラット35利用者調査」には、首都圏で新築マンションを購入(フラット35(買取型)またはフラット35(保証型)を利用)した世帯の年収が記載されています。2020年(令和2年)度の平均世帯年収は801.5万円、2019年(令和元年)度の平均世帯年収は788万円です。
 
ちなみに、2020年度における平均世帯年収は、全国が788.5万円、近畿圏が780.7万円、東海圏が782.3万円となっています。
 

・新築マンション購入時の平均年収は800万円台

都内で新築マンションを購入した方の平均年収を示す公的資料は見つかりませんでした。しかし、以上の資料から、マンション購入時の平均世帯年収は800万円台と考えられるでしょう。
 

新築マンション購入のタイミングを見極めましょう

住宅ローンを利用して新築マンションを購入すると、長期にわたり毎月の返済を必要とすることが一般的です。返済額によっては、生活を圧迫することもあるでしょう。したがって、購入のタイミングを慎重に見極めることが重要です。都内で新築マンションの購入を検討している方は、以上のデータを参考にしてみてはいかがでしょうか。
 

出典

国土交通省 住宅局 令和3年度住宅市場動向調査報告書
住宅金融支援機構 2020年度フラット35利用者調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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