「年収200万以下」の世帯はどれだけいる? 10年間で割合が「変わらない」なら安心できる?
今回は、年収200万円以下の世帯が現状でどれくらいいるのか、そして10年前と比べてどの程度増えているのか検証してみました。
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年収200万円以下の世帯はむしろ減っている
厚生労働省が実施する「国民生活基礎調査」によれば、2021年における所得金額が200万円未満の世帯は全体の18.5%です。200~300万円未満が13.3%、300~400万円未満が13.4%となっており、いわゆる低所得者層とされる300万円以下の世帯は合計で31.8%となります。
つまり、全世帯の約3割が低所得者層に定義されるということになります。なお、平均値は564.3万円、中央値は440万円です。
では、10年前の数字と比べてみましょう。同じ「国民生活基礎調査」の2011年版のデータでは、所得金額が200万円未満の世帯は19.6%です。200~300万円未満が13.3%、300~400万円未満が13.6%となっています。
低所得者層の水準である300万円以下の世帯は32.9%です。この結果から、年収200万円以下の世帯は10年前と比べて1%ほど減っており、それに合わせて低所得者層も減少していることがわかります。
