更新日: 2023.07.25 年収

25歳で手取りは「18万円」ですが、東京23区で1人暮らしすることは可能ですか? やはり生活は苦しいでしょうか…?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

25歳で手取りは「18万円」ですが、東京23区で1人暮らしすることは可能ですか? やはり生活は苦しいでしょうか…?
社会人になり、1人暮らしを検討する人もいると思います。その際に気になるのが自分の収入で1人暮らしが可能なのかについてです。特に東京23区は家賃や物価が高い場合も多いので不安になる人も多いのではないでしょうか?
 
そこで本記事では、25歳で手取りが18万円の会社員が東京23区で1人暮らしができるのかについて解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

単身世帯の平均支出

総務省統計局によると、単身世帯34歳以下の平均的な支出は家賃を除くと12万1522円です。その内訳は「食料」が3万4385円、「光熱・水道」が9272円、「家具・家事用品」が3577円、「被服及び履物」が7643円、「保険医療」が5348円、「交通・通信」が2万84円、「教養娯楽」が2万1908円、「その他」が1万9306円となっています。
 
1人暮らしの場合はこの金額に家賃が加わります。
 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店
最短当日 -
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

東京23区の家賃相場

不動産・住宅情報サイト「SUUMO」によると、東京23区の家賃相場はワンルームマンションで港区が10万9000円で最も高く、千代田区が10万3000円、中央区が9万6000円、渋谷区が9万5000円と続きます。
 
反対に、最も安いのは葛飾区で5万6000円、次いで江戸川区で5万9000円、練馬区6万4000円、板橋区6万5000円です。
 
東京23区で1人暮らしをする場合は住む場所によって5万5000円から11万円ほどかかると考えましょう。
 

手取り18万円の場合の生活

手取り18万円の場合、平均的な支出を差し引くと残金は5万8216円です。そのため、家賃は5万8216円以内に抑えなければいけません。
 
東京23区に住もうと考えると、葛飾区や江戸川区などの地域でワンルームマンションを探せば可能でしょう。練馬区や板橋区でも安い物件を探せば住める可能性があります。しかし、家賃を含めると収入と生活費がほとんど同じになるので、毎月ぎりぎりの生活になってしまう恐れがあります。収入を増やすか支出を見直して減らすことを考えた方がよさそうです。
 

25歳の会社員で手取り18万円は普通?

25歳の会社員で手取りが18万円なのは一般的なのでしょうか?
 
厚生労働省の調査によると、25歳から29歳の平均賃金は25万1200円です。この賃金は額面の金額なので手取りとは差があります。手取りは額面の約8割の金額になるので、20万960円が平均的な手取りの金額です。
 
このことから25歳で手取りが18万円の場合は平均よりもやや低いと考えられるので、転職や副業などで収入を増やすことや生活費の見直しを検討したいところです。
 

固定費を抑えることで節約に

収入をすぐに増やすことは難しいですが、生活費を見直して支出を減らすことはすぐにできます。
 
例えば、保険医療費用の見直しや交通・通信費の見直しです。特に保険や通信費は同内容でも他社では金額が下がるケース、不必要なオプションが付いているケースもあるので、他社への乗り換えやオプションを外すことで支払う費用を抑えられる可能性があります。
 
まずは固定費を抑えるために保険や通信費の見直しをしてみましょう。
 

手取り18万円でも東京23区に住むことは可能

手取りが18万円の場合でも東京23区に住むことは可能です。しかし、住む場所や物件は慎重に選ばなければいけないでしょう。また、家賃を抑えるだけでなく、支出をできるだけ抑えることも考える必要があります。
 
まずは支出を抑えるために現在の生活費を確認してみてください。それでも難しい場合は転職や副業をするなどして収入を増やすことも検討しましょう。
 

出典

総務省統計局 2022年 家計調査 家計収支編

厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概況

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集