更新日: 2023.10.26 年収

自分の収入は平均以上?以下?日本の平均「年収」と「生活レベル」はどのくらい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

自分の収入は平均以上?以下?日本の平均「年収」と「生活レベル」はどのくらい?
つい気になってしまう、自分とほかの人との「年収」や「生活レベル」の差。そこで今回は、日本国内における年収の平均と、生活において余裕を感じている人の割合を調べてみました。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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日本全国の平均年収はどれくらい?

自分の収入は、ほかの人と比べてどれくらい差があるのか気になる方も多いでしょう。金融広報中央委員会による「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」によると、全国の年間手取り収入の平均金額は256万円でした。
 
ただし、収入は年代によっても異なります。年代別の平均手取り収入(税引き後)をまとめると、以下の通りです。
 

●20代 235万円
●30代 301万円
●40代 318万円
●50代 285万円
●60代 228万円
●70代 213万円

 
また年収は、お住まいの地域によっても差が出ます。
 
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、都道府県別で全国の平均賃金(31万1800円)を上回るのは東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県のみでした。上位5都府県の平均月収と、ボーナスを含まない年間賃金をまとめると、以下の通りです。
 

●東京都 37万5500円(年間:450万6000円)
●神奈川県 33万5600円(年間:402万7200円)
●大阪府 33万900円(年間:397万800円)
●愛知県 31万2600円(年間:375万1200円)
●兵庫県 31万2300円(年間:374万7600円)

 
なお、賃金が最も低かったのは青森県で、平均月収は24万7600円、年間で計算すると297万1200円です。東京都と比較すると、年間で153万4800円の差があることが分かります。
 

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生活に余裕を感じている人の割合はどれくらい?

博報堂生活総研の「生活定点1992-2022」では、さまざまな視点で生活者観測データをまとめています。経済的および時間的な余裕についての質問をもとに、全体を4つのタイプに分けた結果は以下の通りです。
 

●金時もち型(経済的余裕も時間的ゆとりもある) 32.3%
●時もち型(経済的余裕はないが時間的ゆとりがある) 30.8%
●貧乏ひまなし型(経済的余裕も時間的ゆとりもない) 22.8%
●金もち型(経済的余裕はあるが時間的ゆとりがない) 14.1%

 
2010年以降は「時もち型」の割合が最も多かったのですが、前回の2020年度と2022年度では「金時もち型」が最も割合が多く、生活に余裕を感じている人が増えていることが分かります。
 

現状だけでなく将来も見越して対策をしよう!

全国の平均年収や、生活において余裕を感じている人の割合を調べることは、自分の現状を把握するために役立ちます。
 
しかし生活レベルについての感じ方は人ぞれぞれであり、無理をして収入を増やそうとすれば、かえって時間的な余裕がなくなってしまうおそれもあります。また現状に満足していても、今の状態がいつまでも続くとは限らないため、常に変化し続けることも大切でしょう。
 

出典

金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]各種分類別データ(令和4年)71 年間手取り収入(税引後)

厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 都道府県別

株式会社博報堂 博報堂生活総合研究所 生活定点1992ー2022 01生活気流 暮らしゆとり4類型(経済的×時間的)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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