婚活中のアラサーです。年収1000万円の方と結婚し、玉の輿に乗りたいのですが、同世代で1000万以上稼ぐ人はどれほどいるのでしょうか?

配信日: 2023.11.08 更新日: 2024.09.03

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婚活中のアラサーです。年収1000万円の方と結婚し、玉の輿に乗りたいのですが、同世代で1000万以上稼ぐ人はどれほどいるのでしょうか?
収入の多い人と結婚できれば玉のこしに乗れ、収入が低い人との結婚と比べると、結婚後の生活水準は高くなるでしょう。しかし、婚活にいそしんでいても、そう簡単に玉のこしには乗れません。話の前提となる、年収1000万円以上稼いでいる人が多くないためです。
 
今回は、アラサー世代で年収1000万円以上を稼ぐ人の割合や、年収1000万円を超える可能性のある職種などを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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30歳前後で年収1000万円以上の人は1%以下

国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は458万円です。25〜29歳の平均年収は389万円であり、30〜34歳では425万円となっています。
 
アラサーで年収1000万円以上稼ぐのが難しいことは、こうしたデータからもわかります。1000万円を単純に12で割ると83万円となるため、1ヶ月で80万円以上稼いでいれば、年収1000万円ほどになるでしょう。
 
ここで、厚生労働省の「令和元年 賃金構造基本統計調査の概況」をみてみます。これによると、男女ともに30〜34歳で月収が80〜90万円ほどの人は、全体の0.1%しかいません。25〜29歳にいたっては0%です。
 
月収が80万円以上の人は、25〜29歳ではやはり0%であり、30〜34歳の男性では0.4%となっています。月収が80万円以上の30〜34歳の女性は、わずか0.2%です。
 
このデータには、ボーナスなどは含まれていません。そのため、月収が若干少なくてもボーナスなどを合わせれば、年収1000万円を超える可能性はあるでしょう。しかし、それでもアラサーで年収1000万円以上稼ぐ人は1%に満たないと考えられ、そのような人と出会って結婚できる確率は、あまり高くないといえます。
 

年収1000万円を超えそうな職種は?

厚生労働省の「令和4年 賃金構造基本統計調査」では、職種ごとの平均月収も確認可能です。例えば、月収が100万円を超える職種には、医師や航空機操縦士があります。ボーナスなどもあわせて年収1000万円前後となりそうな職種は、法務従事者や大学教授などです。
 
アラサーで年収1000万円を超えるのは難しいものの、これらの職種に就いている人は、将来的には年収1000万円を超える可能性があるでしょう。40代や50代になったときの収入に期待して、これらの職種に就く人を結婚相手に選ぶのも一案です。
 

自営業者やフリーランスと結婚する

民間給与実態統計調査は給与所得者を対象としており、賃金構造基本統計調査は、主要産業に雇用される労働者の賃金などをまとめたものです。そのため、いわゆる会社員の平均給与や賃金を明らかにするためのものといえます。
 
自営業者やフリーランスとして活動している人のなかには、20代後半から30代前半で年収1000万円以上を稼いでいる人もいるでしょう。やはり人数は多くはありませんが、そのような人たちも対象としながら婚活を行えば、より玉のこしに乗れる可能性が高まります。
 

年収1000万円以上の人と出会い結婚するのは簡単ではない

いわゆる会社員のアラサーで年収1000万円以上を稼いでいる人は、全体の1%以下です。婚活中に出会い、結婚するのは簡単ではないでしょう。将来的に年収1000万円を超えそうな職種や、自営業者やフリーランスも対象とすれば選択肢が広がり、若干ですが玉のこしに乗れる可能性が高まります。
 

出典

国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査

厚生労働省 令和元年 賃金構造基本統計調査

厚生労働省 令和4年 賃金構造基本統計調査

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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