更新日: 2023.11.16 年収

社会人2年目で手取りは19万円…これって「少ない」ですか?20代の平均年収はどれくらい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

社会人2年目で手取りは19万円…これって「少ない」ですか?20代の平均年収はどれくらい?
物価高騰が続くなか、給与がなかなか上がらないと悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。人によっては、自分と同じ世代の方が、どれくらいの給与をもらっているのか、気になっているかもしれません。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

20代の平均賃金

まずは20代の平均賃金を見てみましょう。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、20代の平均賃金(正社員・正職員の場合の月額)は表1の通りです。
 
【表1】
 

年齢 男女計
20~24歳 22万1000円 22万1900円 22万円
25~29歳 25万5900円 26万2200円 24万7100円

 
(厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに筆者作成)
 
20代の平均賃金は、約22〜26万円であることが分かります。平均賃金が22~26万円ということは、この金額から税金や社会保険料などが引かれて、手取りはおよそ18~21万円になります。
 
このことから社会人2年目で手取り19万円の場合は、平均的といえるでしょう。
 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店
最短当日 -
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

平均賃金は産業によって差がある

同調査によると、産業によっても平均賃金には大きな差が生じることが報告されています。平均賃金(男女計)が最も高い産業と、低い産業を表2にまとめました。
 
【表2】
 

    

年齢 平均賃金
最高値 最低値
20~24歳 23万3600円
(不動産業、物品賃貸業)
19万7600円
(複合サービス事業)
25~29歳 27万9800円
(電気・ガス・熱供給・水道業)
(学術研究、専門・技術サービス業)
22万4300円
(複合サービス事業)

 
(厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに筆者作成)
 
平均賃金の最高値と最低値の差は、20~24歳が3万6000円、25~29歳が5万5500円です。年齢が上がるにつれ平均賃金が上がることにより、産業別による平均賃金の差が大きくなる可能性が考えられます。
 

平均賃金が低いと感じたらすべきこと

年齢はもちろん、産業ごとにも平均賃金に違いがみられることから、なかには毎月の給与が少ないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。「収入を増やしたい」と考えている方は、以下の方法を検討してみましょう。
 

●昇給を目指す
●転職を考える
●副業で収入を得る

 
まずは昇給を目指して、スキルアップやキャリアアップに注力することも大切です。
 
また、職種によっても給料に差が生じることから、基本給を上げたい場合には転職するのも選択肢のひとつです。高収入を目指せる職種へ転職することで、効率的に毎月の収入アップを期待できますが、今までと異なる職種の場合、知識やスキルの習得が必要になることもあります。
 
ライフプランを立てて、計画的に進めることが大切です。
 
今の仕事を続けながら収入を増やしたい場合は、副業で収入源を増やすことも効果的です。ただし、副業を禁止している会社もあるため、事前に確認をしておきましょう。
 

20代の平均賃金は22~26万円

20代の平均賃金はおよそ22~26万円であり、手取りにすると18~21万円です。平均賃金よりも低い場合や、今よりも収入を増やしたいと考えている方は、転職やキャリアアップを目指しましょう。
 
職種によっても賃金は大きく異なるため、自分が目標とする収入が目指せる仕事を選択することも大切です。
 

出典

厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 1 一般労働者の賃金 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集