更新日: 2023.11.22 年収

32歳、「年収800万円」ですが結婚できません。結婚に必要な年収はいくらなのでしょうか…?

32歳、「年収800万円」ですが結婚できません。結婚に必要な年収はいくらなのでしょうか…?
32歳で年収800万円と言えば、一般的に見て「高給取り」です。しかし、年収が高いからと言って必ずしも結婚できるわけではありません。経済的な安定を手に入れているはずなのに結婚できない理由はなんでしょうか。
 
この記事では、32歳で年収800万円という例をもとに、結婚において年収だけが重要な要素ではないことを考察します。一般的な年収の傾向や、結婚相手に求められる条件について探るとともに、結婚で気を付けるべきポイントにも焦点を当てていきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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30代の平均年収

30代の給与事情は業界や業種によってもさまざまですが、国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査によると次のようになっています。
 

30~34歳|男性 485万円|女性 338万円
35~39歳|男性 549万円|女性 333万円

 
このデータから考えると、32歳で800万円という年収は、性別に関係なく非常に高いと言ってよいでしょう。これは、日本人の平均年収が最も高くなる55~59歳の男性702万円と比較しても明らかです。
 

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結婚相手に求める条件 年収いくらなら結婚できる?

内閣府が発表した平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)によると、次のような結果が出ています。
 
当該調査によると、結婚相手に求める条件は男女ともに「価値観が近いこと」が1位で、次いで「一緒にいて楽しいこと」「一緒にいて気をつかわないこと」が続きます。いずれも7割以上の回答者がこれらを条件として挙げており、結婚相手に強く求める条件と言えるでしょう。
 
一方で、金銭的な条件は次のとおりです。男性では「経済力があること」を条件に挙げる割合は全体を通して7%ほどなのに対して、女性は50%以上が条件に挙げています。
 
別の調査によると、結婚するために必要だと思う相手の年収は、男性の回答が「~300万円」「~400万円」「いくらでもよい」で割れるなか、女性の回答は「~500万円」「~600万円」が多数を占める結果となっています。
 
この結果から、結婚に必要な年収は男性なら年収500万円以上、女性なら300万円以上あればというのが1つの基準になると言えるでしょう。ただ女性に関しては、年収は必ずしも結婚に必要な要素ではないようです。
 

決定打は年収以外も多い

内閣府発表の平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)では、結婚感についても調査しています。それによると、未婚者のなかには「結婚したい」と考えている人が多くいるものの、地域により、どの程度結婚したいと思っているのかということに違いがあることが分かりました。
 
例えば東京では、ただ単に結婚すること自体が目的ではなく「結婚したいと思える人と結婚したい」という意見が多いのに対して、福井や秋田では結婚は「するもの」であり「しなければならない」との考えが浸透しているようです。
 
この理由の1つと考えられるのは、地方における「家を継ぐ」考え方であり、よい出会いがなければ一生独身で過ごすこともよしとする東京の意識とは一線を画しています。
 

30代前半で年収800万円は高給取り! よい出会いを探そう

日本では、32歳で年収800万円は結婚を考えるにあたって好条件であるといってよいでしょう。男性であれ女性であれ、日本人の平均給与どころか最も高い年代の平均給与よりも多い年収なので、大多数の人の結婚相手に求める金銭的条件はクリアできます。
 
ただし、結婚相手に求める条件は金銭面だけではありません。精神的な安心や安らぎを与えられるよう、自分自身の言動や行動を見直すことなども大切です。
 

出典

国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査
内閣府 平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)
内閣府 平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)
株式会社オミカレ 「結婚とお金」に関する意識調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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