更新日: 2024.02.09 年収

少し「イレギュラー」なシフト体制の「消防士」。月収や時給はどれくらい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

少し「イレギュラー」なシフト体制の「消防士」。月収や時給はどれくらい?
誇りを持てる仕事でもある消防士に憧れている人も多いのではないでしょうか。しかし、その仕事内容や仕事の流れ、消防士として得られる収入などについては、広く知られているとはいえません。月に休みが20日もあるという話を聞いたことがある人もいるでしょう。
 
そこで今回は、消防士の仕事内容や収入の実態について詳しく解説します。
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消防士の仕事内容とは?

消防士の仕事といえば、火事の際の消火活動を思い起こす人も多いでしょう。しかし、実際には消防士の仕事内容はそれだけではありません。火事の際の消火や近隣住民の誘導といった消火活動のほか、事故の際の救急活動や災害の際の救助活動も消防士の仕事です。
 
また、火災が起きないように啓発するための防災活動や、建物における防火上の安全性や消防用設備等の設置について検査・指導をする予防活動も行います。
 
こうした消防士の勤務形態で多いのは交代勤務です。交代勤務には2班で交代する2部制と3班で交代する3部制があり、勤務している自治体によって異なります。
 
交代勤務だと実質勤務するのは月に10日ほどですが、残りの20日の休みのうち、勤務明けの翌日は非番です。この非番の日には残業があったり、非常事態による招集があったりします。そのため、完全なフリーというわけではありません。
 

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消防士の月収はいくら?

消防士は地方自治体に雇用される地方公務員であり、給料はそれぞれの地方自治体によって定められています。ただし、消防士には危険作業手当や不快作業手当などさまざまな手当がつくため、給料は比較的高いです。
 
総務省が発表した令和4年地方公務員給与実態調査結果によれば、消防士の平均月収は40万3520円となっています。毎月の勤務日数を10日、勤務日における勤務時間を24時間と考えると、時給は約1681円です。
 
高卒か大卒かで給料に差はありませんが、昇進のチャンスに差があるといわれています。消防士には消防士のほかにも消防副士長や消防士長、消防司令、消防司令長などの階級があるのです。このうち最も高い階級は消防総監で、この階級まで上り詰めると年収が1000万円以上になることもあるといわれています。そのため、大学卒業からの就職にも十分に価値があると考えられます。
 

消防士はやりがいと高収入が得られる仕事!

消防士は消火活動のように危険な作業が多い分、給料も高めです。また、ある程度の制約はあるものの、比較的休日が多い仕事でもあります。さらに、仕事にやりがいを感じられることも、大きな魅力でしょう。
 
消防士は地方公務員のため、なるには公務員試験に合格しなければなりません。しかし、体力に自信のある人にとっては、挑戦する価値のある仕事のひとつだといえるのではないでしょうか。
 

出典

総務省消防庁 令和3年版 消防白書
総務省 令和4年4月1日地方公務員給与実態調査結果  第5表 職種別職員の平均給与額
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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