更新日: 2024.03.22 年収

日本には「歯科医師」が多すぎる!?歯科医師の「平均年収」とは

日本には「歯科医師」が多すぎる!?歯科医師の「平均年収」とは
「歯科医師が多い」と、どこかで聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。果たして本当に歯科医師は多いのかと、疑問に思うところです。
 
そこで今回は、歯科医師の人数を確認しながら、ほかの診療科の医師と比べて割合が大きいのかを見ていきましょう。あわせて、歯科医師の平均年収も解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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歯科医師とほかの診療科における医師の人数を比較してみた

まずは、歯科医師と他分野の医師の人数を比較してみましょう。厚生労働省の「令和4(2022)年 医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、歯科医師の人数は10万5267人とのことです。
 
同資料に、診療科別に見た医師の人数が発表されています。臨床研修医を除く、医師数が多い診療科を表1にまとめました。
 
表1

診療科 医師数 全体に対する割合
内科 6万1149人 18.7%
整形外科 2万2520人 7.0%
小児科 1万7781人 5.4%
精神科 1万6817人 5.1%
消化器内科(胃腸内科) 1万5938人 4.9%

※厚生労働省「令和4(2022)年 医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」を基に筆者作成
 
表1によると、医療施設で働く医師(総数:32万7444人)のなかでは、内科の6万1149人が最も多く、18.7%を占めていることが分かりました。歯科医師は10万5267人ですので、その差はおよそ4万4118人です。
 
このことから、ほかの診療科の医師数と比べると、歯科医師のほうがかなり多いことが見て取れます。
 

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歯科医師の平均年収

次に、歯科医師の平均年収を見てみましょう。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」では、職種別の賃金などが発表されています。歯科医師の平均年収は、810万4100円です。同資料による医師全体の平均年収は、1428万8900円です。
 
そのため、働く場所はもちろんのこと、診療科によっても平均年収には差があるといえるでしょう。ここで同資料から、歯科医師における年齢階級別(20歳以上)の平均年収を、表2にまとめました。
 
表2

年齢階級 平均年収
20~24歳 215万1600円
25〜29歳 464万3300円
30〜34歳 666万6700円
35〜39歳 996万3600円
40〜44歳 1031万8300円
45〜49歳 1254万6400円
50〜54歳 1085万300円
55〜59歳 1209万7900円
60〜64歳 1047万4800円

※厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成
 
表2によると、45〜49歳の平均年収1254万6400円が、最も多いことが分かります。全体的に見て、40〜50代の平均年収が多いようです。40歳を超えると、平均年収1000万円を超える傾向にあるといえるでしょう。
 

歯科医師はほかの診療科と比べて人数が多く、平均年収は810万円ほど

歯科医師の数は令和4年の時点で10万5267人であり、ほかの診療科の医師と比べて、人数の多いことが分かりました。歯科医師の平均年収は810万4100円であり、40〜50代においては1000万円を上回っています。
 
人数が多いとされる歯科医師ですが、高齢化が深刻化するにともない、病院やクリニックだけではなく、介護施設や訪問歯科診療などのニーズも高まりつつあるようです。
 

出典

厚生労働省

 令和4(2022)年 医師・歯科医師・薬剤師統計の概況
  結果の概要 医師・歯科医師・薬剤師数の年次推移(3ページ)
  表4 主たる診療科別にみた医療施設に従事する医師数及び平均年齢(8ページ)

令和4年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 2022年

表番号1 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

表番号5 職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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