更新日: 2024.04.05 年収

結婚を考えていますが「彼氏の年収」が理由で両親が結婚を認めてくれません。「30代」で「年収250万円」は低いほうなのでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

結婚を考えていますが「彼氏の年収」が理由で両親が結婚を認めてくれません。「30代」で「年収250万円」は低いほうなのでしょうか?
結婚を考えている相手の年収は、結婚をする際に重要視されることは多いでしょう。結婚後もできるだけ安定した生活を送りたいなら、収入を増やすことが重要です。
 
今回は、30代の男性・女性それぞれの年収や、年収を増やす方法についてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

30代の男性・女性それぞれの平均年収

国税庁長官官房企画課が公表している「令和4年分 民間給与実態統計調査」では、30代の男性・女性それぞれの平均年収は表1のようになっています。
 
表1

年代 平均年収
30~34歳(男性) 485万円
35~39歳(男性) 549万円
30~34歳(女性) 338万円
35~39歳(女性) 333万円

※厚生労働省「令和4年分 民間給与実態統計調査」を基に筆者作成
 
30代前半と後半では年収の平均は異なりますが、男性は年齢が上がるにつれて年収も増えています。このことからも、30代男性の年収が250万円というのは、平均よりも低いことが分かります。
 
そのため、結婚して家庭を持つなら年収が250万円では少し不安を感じる方もいるかもしれません。一方で、女性は30代前半から後半になると若干平均年収が下がることが分かります。
 
30代後半になると、妊娠出産などで働けない期間が生じることや時短勤務をする人が増えることも考えられます。そのときのために、収入を増やすことについて考えておくことが大切です。
 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店
最短当日 -
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

結婚を考えるなら収入を増やす方法を検討する

株式会社キャリアデザインセンターが実施したアンケートによると、結婚相手に求める最低年収は?という問いに対する回答で最も多かったのは「500〜600万円未満」で29.7%でした。
 
一方で、「300円未満」は1.1%と低い結果が出ています。この結果から、30代で年収が250万円の状態で結婚を考えるなら、収入を増やすことを検討してみてもよいでしょう。ここでは、収入を増やす方法を3つご紹介します。
 

昇給

現在働いている会社で昇給すれば、おのずと収入は増えると考えられます。
 
実績を作り昇給していけば、役職が就き「役職手当」や「基本給が上がる」可能性があります。そのためには、資格を取得したりスキルを磨いたりするなど日々の努力も必要です。
 

転職

1番確実に年収を上げる方法は、今の職業より水準の高い職業への転職です。業界によっても平均年収の額が異なるため、チェックしてみましょう。
 
国税庁が公表している業種別の平均給与は、最も高い業種で化学工業の568万円、次いで金融保険・不動産業の558万円となっています。また、転職の際には年収だけでなく、福利厚生や交通費がどれだけ出るのかなども考慮して考えておくことも大切です。
 

副業

副業が可能な職場なら、副業を行うことも検討しましょう。副業は収入がアップするだけでなく、自分のスキルを改めて見つめ直し、経験を積める可能性もあります。
 
ただし、本業の支障にならないように休日のみピンポイントで行える仕事や、すき間時間に進められる仕事を選びましょう。また、会社によっては副業が禁止されている場合があるので、事前に必ず確認する必要があります。
 

年収を増やす方法を検討しよう

30代男性で年収250万円は、平均値を下回る結果となりました。結婚するとなると、少し生活に不安が出てくるでしょう。結婚後、もしものときの不安が少しでもなくなるよう、収入を増やす方法を検討しておきましょう。
 
また、日頃から節約を心がけ、少しずつでも貯蓄を殖やすことも大切です。
 

出典

国税庁長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査 ―調査結果報告―
株式会社キャリアデザインセンター 女の転職type【調査】結婚相手に求める年収は? 選択的夫婦別姓どう思う? 864人の働く女性に聞いてみた
国税庁 1.平均給与
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集