更新日: 2024.06.18 年収

33歳男性、「年収430万円」で婚活中です。やはり結婚は「高年収」のほうが有利ですか? 勤務先は「育休」や「時短勤務」も可能です

33歳男性、「年収430万円」で婚活中です。やはり結婚は「高年収」のほうが有利ですか? 勤務先は「育休」や「時短勤務」も可能です
婚活に挑戦しているものの、なかなかよいご縁がなく、もしかして年収が影響しているのでは? と感じている人もいるかもしれません。結婚で異性に求める年収はどの程度なのか、気になる人もいるでしょう。
 
本記事では、結婚に高年収が有利であるかどうかをみていくとともに、年収以外で大切となるポイントについても解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
辻本剛士

執筆者:辻本剛士(つじもと つよし)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士、宅地建物取引士、証券外務員2種

活動拠点は神戸。FP個別相談や、プロスポーツ選手の資産形成サポートも行っております。プロスポーツ選手に保険、資産運用、支出の見直しなど包括的なアドバイスや、帳簿などの面倒な記帳業務を代行し、本業に集中できる環境作りをサポートします。

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年収が高いほうが婚活に有利?

まずは結婚において女性が求める年収からみていきましょう。内閣府が公表している「令和元年版 少子化社会対策白書」によると、女性が求めている年収は400万円~600万円がボリュームゾーンです。
 
図表1

図表1

内閣府 令和元年版 少子化社会対策白書
 
このデータから、女性の多くは特別に高年収の相手を求めているわけではないことが分かります。むしろ平均的な年収のほうが好まれているのかもしれません。
 
国税庁が公表している「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、2022年の日本の平均給与は458万円で、男性は563万円です。このように女性が求めている年収400万円~600万円は、全体平均から男性平均の年収と合致していると判断できそうです。
 

年収が高いほうが余裕はある

とはいえ、年収が高いほうが結婚生活を送る上でより安定した生活が期待できると考えられます。総務省統計局の発表した「2023年家計調査(収支編)」によると、3人世帯における生活費(税金や社会保険料などの非消費支出を除いた消費支出)の平均は約33万円です。
 
毎月33万円かかるとすると、年間で396万円の手取り額が必要であり、これに加えて年間に100万円程度貯蓄していくことを考慮すると、手取りで500万円近く必要になるでしょう。仮に所得税や住民税といった税金などが20%かかるとした場合は約630万円もの年収が必要です。
 
ただし、現在では共働きが増えているため、男性で年収400万円~500万円あれば、夫婦で収入を合算すれば世帯年収600万円程度は実現可能な範囲といえそうです。
 

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結婚においては相性が大事

結婚において女性が求めている年収は400万円~600万円が最も多く、一方で高年収の男性を求めている割合はそれほど高くありません。
 
3人世帯における生活費の平均は約33万円となり、年間に100万円程度貯蓄していくのであれば、年収630万円程度は必要です。もしそれ以下の年収であっても、育児休暇や時短勤務などの制度も利用しながら、夫婦共働きを続けていけば世帯で理想の年収600万円を上回ることができるでしょう。
 
結婚を考える上で年収は重要な要素になりますが、なによりパートナーとの相性が大事です。年収が高くとも性格や価値観の不一致があると結婚生活は長く続かないかもしれません。また、年収がそれほど高くなくとも生活力を磨くことで、安定したライフスタイルを築きやすくなるでしょう。
 
もし、ライフスタイルを見直したい場合はお金の専門家であるFPに相談することをおすすめします。
 

出典

内閣府 令和元年版 少子化社会対策白書
総務省統計局 2023年家計調査 収支編
 
執筆者:辻本剛士
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士、宅地建物取引士、証券外務員2種

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