更新日: 2024.07.18 年収
友人が新車で「ヴェルファイア」のエグゼクティブモデルを購入しました。一体いくら稼いでいるのでしょうか?
この記事では、年収いくらあればヴェルファイアの最上級モデル「Executive Lounge」を購入できるのか、シミュレーションしてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
ヴェルファイアの最上級モデル「Executive Lounge」とは
トヨタのヴェルファイアには「Executive Lounge」「ZPremier」2種類のモデルがあります。
なかでもExecutive Loungeは、最上級モデルで850万円以上(税込み)の高級車です。プレミアムナッパ本⾰を使用したシートに、後部座席は快適温熱シート(パワーオットマン付き)を装備。グレードは870万円(税込み)のハイブリッド車2WDと892万円(税込み)のハイブリッド車E-Fourの2種類があります。
同じくトヨタの高級ミニバンであるアルファードのExecutive Loungeでも、ハイブリッド車2WDが850万円、ハイブリッド車E-Fourが872万円であり、ヴェルファイアがいかに高額な設定となっているかが分かります。
ヴェルファイアを購入するために必要な年収
トヨタのミニバンのなかでも、最高級クラスのヴェルファイアExecutive Loungeを購入するためには、年収いくら必要なのか考察してみましょう。
今回は、Executive Loungeのなかでも870万円(税込み)のハイブリッド車2WDを7月に一括で購入する場合と、ローンや残クレ(残価設定型クレジット)を利用した場合で、比較します。
一括で購入する場合
現金一括払いで、7月に車両の登録をする場合、車両本体価格の870万円に税金や諸費用が追加されます(表1)。
表1
料金(税込み) | |
---|---|
車両本体価格 | 870万円 |
自動車税種別割 | 2万5300円 |
自賠責保険料 | 2万4190円 |
販売諸費用 | 7万7460円 |
計 | 883万650円 |
※トヨタ「見積りシミュレーション」を基に筆者作成
総額880万円ほど必要となります。ただし、この金額はオプションや自動車保険の保険料が一切入っていない価格です。
損害保険料率算出機構の2023年度版自動車保険の概況によると2022年の自家用自動車(普通)の自動車保険の契約台数は1747万8306台、保険料は1兆2642億2906万9000円です。
単純計算すると、1兆2642億2906万9000円÷1747万8306台で1車両あたりおよそ7万2000円の保険料となります。オプション+7万2000円前後の費用がさらに必要だと思っておいた方がよいでしょう。
ローンや残クレを組んで購入する場合
現金一括の支払いが問題ないほど、資金に余裕のある方であればよいですが、手元の資金が一気に減ることに不安のある方は、ローンや残価設定型クレジットを利用するほうが安心です。
例えばトヨタの残価設定型クレジット「ガンマファイナンス」を利用して頭金100万円の60回払い(ボーナス支払いなし)にした場合、月々8万3500円でヴェルファイアのExecutive Loungeに乗ることができます。
なお契約満了時、400万円弱の残価は、車両の返却・新車に乗り換え・残額を支払う(一括もしくは再クレジット)の3つの方法から選択可能です。
ローンを組む場合、一般的に年間の返済額の総額が年収の25〜35%以下に収まるようにすることが理想といわれています。8万3500円(8万3500円×12=年間100万2000円)で年収の35%・25%でそれぞれ年収を計算すると、次のようになります。
100万2000円÷35%=286万2857円
100万2000円÷25%=400万8000円
このように、300万円以下の年収でもヴェルファイアの保有は可能です。ただしこちらも、オプションや自動車保険の額が入っていないことを考慮する必要があります。
ヴェルファイアはローンを組めば年収300~400万円でも購入できる可能性がある
ヴェルファイアの最上級モデルExecutive Loungeは、頭金の額やローンの組み方によって、年収300万円台でも購入できる可能性があります。
ただし、維持費や保険料など年間で支払わなければならない出費があることや、今後結婚や出産といったライフイベントのほか、けがや病気などにより収入や生活に必要な額が変わる可能性もあります。そのようなことも考慮し、無理のない範囲で購入しましょう。
出典
トヨタ ヴェルファイア
トヨタ アルファード
トヨタ 見積りシミュレーション
損害保険料率算出機構 2023年度版自動車保険の概況
福岡トヨタ ご購入サポート情報
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー